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ベビーグッズにも浸透するIoT!子育てに優しい「ベビーテック」は少子化に一矢を報いるか

2019.04.20

いま、子育てに優しい社会環境がどんどん整ってきており、施設にオムツ交換台、授乳スペースがあるのは当たり前になってきた。そんな中、ベビーグッズもIoT化するなどして進化している。前編、後編の2回に渡り、子育てに優しいIoTベビーアイテムやアプリ、環境などのベビーテック最新事情を紹介する。

1.IoTベビーカーのアイデア

ベビーカーに、インターネットにつながる機能を持たせた「IoTベビーカー」が登場する可能性が出てきた。

先日、2019年3月20日(水)、ベビー用品メーカーのピジョンがIoTを活用した未来のベビーカーのアイデアを競う5大学の学生アイデアコンテスト『ベビーカソン』を開催。

「赤ちゃんやママとそのご家族の毎日をもっと快適に楽しくするIoTを活用した未来のベビーカー」をテーマに、お茶の水女子大学、湘南工科大学、千葉工業大学、東京工業大学、日本大学の5大学が、アイデアを競い合った。

●東京工業大学「Osampo Go」

最優秀賞を受賞したのは東京工業大学のベビーカー「Osampo Go」。このベビーカーには、ベビーカーシェアリングとおさんぽマップの2つの特徴がある。

ベビーカーシェアリングは、電車やバスでベビーカーだと肩身がせまいという親の悩みを、“好きな時に、好きな場所で、好きな車種を借りて返せる”ベビーカーシェアリングで解消するもの。

そしておさんぽマップは、IoTを用いたもの。考案した東京工業大学の学生はおさんぽマップについて、次のように話す。

「このベビーカーには、赤ちゃんにとっての乗り心地、及びパパ・ママにとってのベビーカーの使い心地を測定するための専用モジュールが搭載されています。このモジュールは、次の2つで構成されています」

1.赤ちゃんが外気から感じ取る居心地の良さを可視化する温湿度センサー
2.赤ちゃんが地面から感じ取るガタガタを可視化する慣性計測装置

「このモジュールで得られた乗り心地についてのデータは、スマホアプリのおさんぽマップ上に反映され、他のユーザーもそれを閲覧することが可能です。また、おさんぽマップの経路探索サービスでは、そうした乗り心地データを考慮した上で、ベビーカー利用に最適なおさんぽルートを提案します」

また、ベビーカーユーザーへの「おすすめスポット」提案機能も備わっているそうだ。

「これはおすすめスポットを提案するものです。例えば赤ちゃんが一眠りしているときに一服できるカフェや、おさんぽ中に一息つくことができるベンチが多い公園など、ベビーカーユーザーにとって嬉しいスポットを提案します。提案したスポットは、各々のユーザーがスポット登録でき、Google Mapのように、おすすめ度合いの星評価、及びおすすめコメントの投稿・共有が可能となっています」

その他4大学のIoTベビーカーのアイデアも決して負けてはいない。

●お茶の水女子大学「BABY WALK お散歩をもっと楽しく・もっと快適に」

赤ちゃんの表情や視線からの関心の対象、心地良いベビーカーの揺れからお散歩コースを提案。

●湘南工科大学「B-i(ベビーインタレスト)興味発見・深める・つながる」

赤ちゃんの興味を視覚・聴覚・嗅覚のセンサーで読み取り、親に共有することで赤ちゃんと親の新しいつながりを生み出すシステム。

●千葉工業大学「Cue(キュー)親が『子供の興味を考える』きっかけになるベビーカー」

赤ちゃんの興味や関心のある景色や表情を自動撮影、整理することで理解が深まるベビーカー。

●日本大学「PAASHII ベビーカーがつくるミライ」

データ集積機能やセンサー、デバイス活用による、移動手段にだけにとどまらない、親の生活をサポートする新しいシステム。

ただ単に“ネットにつながる”だけでなく、親と子のコミュニケーションや教育、見守りの観点のある一歩踏み込んだ企画が見られた。

ピジョン株式会社 代表取締役社長の山下茂氏

これらのアイデアを受け、ピジョン株式会社 代表取締役社長の山下茂氏は、「どのチームも、使う人の視点に立って、どのようなものが便利なのかを意識されていたのがとても良かった」と述べた。

まだアイデアの段階だが、仕組みそのものはしっかりしており、近い将来、実用化の可能性があるように見えた。

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