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フルタイムで働く会社員が一発でワインエキスパート試験に合格した理由

2019.04.18

2018年刊行「世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン」の書籍が6万部を突破しており(※1)、最近では、ワインの教養がビジネスツールになると注目されている。

また、従来からワインが趣味だというビジネスパーソンの中にも、もっと体系的に学びたい、春だから新しいことに挑戦したい、という理由で、ワインの資格を取りたいと思う方もいるだろう。

フルタイム勤務の会社員であった筆者もその一人。ワインは日頃からよく飲んでいたが、基本中の基本である主要品種の「シャルドネ」と「ソーヴィニヨン・ブラン」の違いさえも分かっていなかった筆者が、合格率37%(※2)の難関、(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート(※3)を半年の勉強でどうやって一発合格できたのか。また、資格を取った後にどのように活かしているかをご紹介したい。

1.独学で勉強しない

最初に手にするのは500ページを超える分厚い教本。ここから試験問題が出されるが、教本を見た途端に途方に暮れてしまう。ワインエキスパートになるためには、筆記試験(一次試験)を突破し、テイスティング試験(二次試験)と二段階を踏まなければならない。
独学で勉強される方もいるが、私は都内の某有名ワインスクールで半年間みっちりと勉強することに決めた。

ワインスクールを選んだ理由

(1)教本では、酒類飲料概論(日本酒やウィスキー等ワイン以外の問題も出る)、フランス、イタリアを始め様々なワイン生産国について学ぶ。毎年教本の内容も変わるため、前年度と比べてどの項目のページが増えたのか、逆に削除されたことなどを吟味して今年度の傾向と対策を立てなければならない。忙しいビジネスパーソンは時間がない。ここはプロであるワインスクール講師に頼むことが賢明と判断した。

(2)ワインエキスパートの試験は、7~8月に一次試験、10月に二次試験が行われる。一次試験後の一カ月程度でテイスティング技術を身に付けることはほぼ不可能であり、一次試験対策と並行して半年程かけて二次試験対策を行う必要がある。スクールでは毎回4種類程のワインをテイスティングし、講師からワインの特性や個性を知る方法や味わいのコメントの仕方、どのような方法でヴィンテージと生産国を導き出すかについて理論立てて解説してもらうことで、テイスティング技術を養うことが出来る。

独学を否定する訳ではない。独学で合格している方ももちろんいるが、会社員には時間がない。プロの指導の元、効率的に勉強して合格したい方には、ワインスクールがお勧めだ。

2.社会人になってからもテスト(筆記試験)に慣れておく

ワインエキスパートの筆記試験は、大学入試のセンター試験に似ている。二択の正誤問題や4つ程の選択肢から1つの正解を選ぶ方式だが、1問につき数十秒以内で解くこと、時には消去法で答えを導くことなど、この試験を突破するにはテクニックやテスト慣れをしておく必要がある。

私は当時金融系会社に勤めており、証券外務員試験、生保・損保試験、TOEIC等、毎年のように試験づくしであったため、マークシート方式の試験に慣れていたことは強みであった。

ワインスクールでも難易度の高い小テストが毎週出されたので、平日の通勤時間には、受験生さながらにノートや授業のレジュメを見直したり、単語帳を作ってめくってみたり、隙間時間は勉強に当てて暗記し、テスト勉強に慣れるようにした。

筆記試験が近づく夏に入ると、数年分の過去問や模擬試験(100問)を繰り返し20回以上解き、正解率80%以上になるまでひたすら解き直しを行った。

筆者よりもワインの味わいや特徴に詳しい知人が昨年ソムリエ試験を受験したが、残念ながら不合格となってしまった。聞けば、社会人になってから、何らかの「テスト」を受けたことがない様子であった。

「ワインに詳しい」ことと「試験に合格する」ことは全くの別物だ。ワインエキスパートの筆記試験を突破するためには、教本から重要なところを丸暗記し、時間内に筆記試験を終えるためのテクニックと試験慣れが必要なのである。

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