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2019.04.16

「30代の10人に1人が異性間性交渉の経験なし」東京大学研究グループ調査

30代の10人に1人は異性間性交渉の経験なし、東大グループ

1987年から2015年にかけて、日本人の18~39歳の男女では異性間で性交渉した経験がない人の割合が増加していることが、東京大学大学院国際保健政策学客員教授の渋谷健司氏らの研究グループの調査で明らかになった。

30歳代に限定すると、10人に1人はこれまでに一度も性交渉を経験したことがないことが分かったという。詳細は「BMC Public Health」4月8日オンライン版に掲載された。

日本社会では少子高齢化が深刻な問題となっている。

しかし、日本人全体における異性間での性交渉経験の実態については明らかになっていない。

そこで、研究グループは、出生動向基本調査データを用いて、1987年から2015年にかけて、成人の異性間での性交渉の実態について分析した。

研究では、1987~2015年の間に実施された計7回の出生動向基本調査データを用いて、性や年齢で調整した異性間での性交渉未経験者の割合を算出した。

対象は18~39歳(1987年調査のみ18~34歳)で、サンプルサイズは1万1,553人~1万7,850人であり、回答率は70.0~92.5%であった。

また、2010年調査データを用いて、異性間での性交渉未経験と関連する要因についても分析した。

その結果、1992~2015年の間に、18~39歳の成人おける年齢で調整した異性間での性交渉未経験者の割合は、女性では21.7%から24.6%、男性では20.0%から25.8%へと増加が見られた(それぞれP<0.001、P<0.01)。

年齢層別に見ると、30~34歳では、女性は6.2%から11.9%、男性は8.8%から12.7%へと増加し、35~39歳ではそれぞれ4.0%から8.9%、5.5%から9.5%へと増加していた。

また、異性間での性交渉未経験と関連する因子として、25~39歳の男性では、「無職」「時短勤務や非正規雇用」「低収入」といった要因が浮かび上がった。

研究グループによれば、日本人の男性の婚姻率には収入が関連し、昨今の不安定な雇用状況が低い婚姻率に影響しているとされている。

今回の調査結果でも、男性では雇用や収入が性交渉する機会の有無に影響している可能性が示唆されたことから、これらを考慮した何らかの政策介入が必要なのではとの見方を示している。

また、研究グループは「今後、若者の間で異性間での性交渉未経験者の割合が増えている原因を突き止め、公衆衛生や人口動態への影響を明らかにしていく必要がある」と指摘している。

Abstract/Full Text
https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12889-019-6677-5

Press Release
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20190408.pdf

構成/編集部

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