
チームラボは明治座の創業145周年を記念し、時とともに変わる緞帳「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」を制作した。文明開化ごろの喜昇座(当時の明治座)がある日本橋の町並みと人々の営みを、デジタルによって描いた新しい緞帳は、作品世界の景色と人々の営みが、1年を通して時とともに変わっていく。
日々段々と移り変わる緞帳「四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳」
作品は、伝統的な緞帳のきめ細やかな装飾をデジタルによる映像表現で再構築し、4K解像度と同等の高画質で制作。縦7mx横20mの緞帳には、明治座の前身である喜昇座が誕生した文明開化ごろの日本橋の町並みと人々の営みが描かれ、当時の多様な職業や、歴史上の人物も登場する。
四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳 / Four Seasons Kishoza - A Stage Curtain Spun from Time
teamLab, 2019, Digital Installation, Endless
作品世界は、実際の日本橋の時間や季節、天候と連動して日々変わっていき、それに合わせて人々の営みも変わる。
日本橋の日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けになり、夜が深くなるにつれ暗くなり、実際に雨が降っているならば、緞帳の中の世界でも雨が降る。そして、季節に合わせて、凧揚げ、お花見、お祭り、雪景色などの季節の営みを見ることができる。
【展示概要】
四季喜昇座 - 時を紡ぐ緞帳
会期: 2019年4月11日(木)~常設
時間: 明治座の公演に準ずる
休館日: 明治座の公演に準ずる
会場: 明治座(東京都中央区日本橋浜町2丁目31番1号)
関連情報/https://www.teamlab.art/jp/e/meijiza
構成/ino
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