実際に利用して使い勝手を確認
使い勝手などの点ではどうだろうか。筆者は、「コンパス」の有料会員となり、申し込みからコンサートの参加までひととおり体験してみた。
申し込みは、「コンパス」サイトの「コンパス会員 新規登録」のページで、氏名、メールアドレス、クレジットカード番号などの基礎情報を入力。カードが決済されたその日から、利用可能となる。
行けるコンサートはサイトで一覧になっており。約2か月先までのコンサート情報が約30本掲載されている。行ってみたいコンサートがあったら、個別のページにある「申し込み」をタップするだけ。主催者に応援メッセージも送れるが、これは任意。また、申し込み時に自分1人で行くのか、もう1人を加えて2人で行くのかを決められる。2人で参加する場合は、500円が加算される。これが唯一の追加課金となる。
行ってみたいコンサートの個別ページの「申し込み」をタップするだけでOK
筆者は、3月23日に開催される2つのコンサート「Innovative CLASSICS Orchestra 2019~2 Concerti & Symphony~」と「リコーダー 大塚照道 中村友美 ジョイントリサイタル」を申し込んだ。どちらも正規の料金は3,000円(計6,000円)で、これだけで月会費をはるかに超える。
チケットなどは発行されないが、ご安心を。会場受付のそばにQRコードの貼り紙があり、それをスマホのQRコードリーダーで読み取らせることで、「チェックイン」が完了した旨、「コンパス」サイトに表示される。あとは、スマホの画面を受付の人に見せればよい。