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20〜40代女性の間で死を疑似体験するワークショップ「死の体験旅行」が人気の理由

2019.04.17

 

死の体験旅行

 もしも自分が死んだなら……。そんな究極の状況を実感できるワークショップがある。その名も『死の体験旅行』だ。内容は、ガイド役の住職が語る「死に至るまでの物語」を疑似体験するもの。6年前から開催され、毎回満席という盛況ぶりだ。参加者は20〜40代の女性が多いが、なぜ多くの人が「死」に興味を持つのか。同会を主催する横浜市の寺院・倶生山なごみ庵の住職である浦上哲也さんは、こう分析する。

「年齢を問わず、誰もが明日にも死ぬ可能性があるのに、多忙な日常では死を意識する機会はあまりありません。でも、死を軸にして考えると、人生へのとらえ方はシンプルになる。情報過多な日々から離れて、自分の生を見つめ直したい人が多いのかもしれません」

 ワークショップでは、〝私〟の病気発覚から、入院、病気の悪化。命を終える最後の瞬間までを、ゆっくり40分かけて物語形式で追う。終了後に行なわれた感想のシェアリングでは、参加者からは「死を感じることで雑念が消え、自分にとって大切な人がわかった」「情報に振り回されがちな日常から離れ、自身を見直す機会になった」との声が上がった。己の心と向き合う時間が欲しい人は、ぜひ。

 棺に入って葬儀を疑似体験する「入棺体験」も、女性たちの間で話題に。時間に追われ、人生を見つめ直したい現役世代に向けた「死」のイベントが、今後、より一層増えるかも?

28名の参加者のうち、男性客は3割ほど。20〜30代の若い世代の姿が目立った。

シェアリング中は、気づかなかった自らの本音に遭遇して、感極まって涙を流す人も。

住職の浦上さん住職の浦上さん。もとは終末医療従事者向けに開発された同プログラムに6年前に参加し、感銘を受け一般向けに実施を始めた。

取材・文/藤村はるな

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