
Wrikeが発表した『日本国内の会社員の働き方とストレス・生産性との関係』の調査によると、「従業員規模が大きい会社ほどストレス度が高く、制度活用の理解度が低くなる」という。今回、US/UKの調査と比較して紹介しよう。
従業員規模が大きい会社ほどストレス度が高い?
仕事上のストレスについて従業員数別でみたところ、従業員人数の規模が大きくなるほど「ストレスを感じる」人が多くなっている傾向があった。また働き方に関する制度は、大企業ほど充実度が高くなるが、制度活用への理解度は低く、うまく活用できていない実態が明らかに。
また、従業員の健康維持・増進について、関心のあるテーマで当てはまるものを全て選んでもらったところ、「ストレス対策に関する取組み」が最も高く48.9%、続いて「メンタルヘルスに関する取組み」43.7%、「長時間労働者への対応に向けた取組み」38.9%という結果になった。
「職場でストレスを感じるか」尋ねたところ、日本では6割以上の人がストレスを感じているのに対し、US/UKでは3割程度と日本と大きく差が見られる。