
コーヒー専門メーカーのメリタは新商品の開発に積極的に取り組む「コーヒー・エンジョイメント」を追求し、全フィルターペーパーにきめ細かい「スーパーミクロウェイ」というメッシュを作り、雑味を通さず豆の成分を引き出すことを可能にし、1996年には特許を取得しているペーパー全体に超微細な「アロマホール(=香りの穴)」を開けた「メリタアロマジック」を開発するなど、新しい技術を次々と生み出しています。ここでは、メリタのコーヒーに対する取り組みとメリタのコーヒーメーカーをご紹介します。
メリタが独自開発しているペーパーフィルター技術
メリタが販売しているペーパーフィルターは日本で初めてFSC認証(責任ある森林管理が行われてることを証明)を取得し、2000年にはシール部分の強度を高めた2重シールを採用し、より効果的にコーヒーの旨味を抽出できるようになり、2012年になると、アロマホールをさらに進歩させた独自の三層構造「スリーアロマゾーン」を採用したペーパーフィルターを開発し、特許を取得しています。また、特許出願中の「アロマプラス」というS字の特殊構造による「ろ過システム」を上層、中層、下層で調節することで、コーヒー本来の香りを引き出す技術を開発しています。
メリタコーヒーミルを使うと幸せ度が増す?
コーヒーは焙煎時と挽く時、淹れる時や飲んだ際に鼻から抜けるアロマを感じた時の4回楽しむことができるといわれています。メリタジャパンがミルを持っている人1255人とミルを持っていない人8313人に「自宅でコーヒーを淹れて飲む際に楽しさを感じるのはいつですか?(複数回答)」を調査した結果、コーヒーミルを持っている人は、挽いている時や淹れている時も楽しんでいるというデータが出ました。
また、「コーヒーを淹れて飲む際の幸せ度を0から100で表現してください。」の質問に対してはミルを持っている人のほうがコーヒータイムの幸せ度が高いという結果がでています。