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【平成から学ぶヒットの法則】スマホネイティブのミレニアルズが台頭した平成20年代

2019.04.18

少子化、高齢化が本格化。ミレニアルズへの対応は?

 08年(平成20年)、リーマンショックを機に、マーケティングや商品開発において、シニアやファミリー層へのシフトが進む。人口が減り、少子化、高齢化も進むため、可処分所得の多いシニアや支出の多いファミリーを狙うのは自然な流れだ。見方を変えると、これは成熟した大人の消費文化が生まれたことを意味した。

 平成20年代に入ると、Twitter、LINE、FacebookなどのSNSが登場し、無料で読む文章やメッセージは、飛躍的に増えた。そうした中でもお金を払って読書、映画鑑賞、ゲームなどのコンテンツを楽しむ習慣も新たに生まれた。

 また、出版業界では総売上額が2兆円を割ったが、この年、『1Q84』(2巻)が224万部の大ヒット、15年(平成27年)に出版された『火花』は250万部を超えるメガヒットとなった。

 書籍のようにデジタルとは真逆の分野でも、こうした現象が起こることが意味するものとは何か? ありきたりではあるが、人々の心をつかむ物語を紡ぐ−−これに尽きるのではないだろうか。

 そして今、インターネットやスマホに慣れ親しんだミレニアルズがいよいよ消費の中心となり、ビジネスなどの現場もリードする時代になった。しかし、トレンドやヒットを生み出そうとする企業の商品開発やマーケティングの現場では、主役であるミレニアルズの心象風景をきちんととらえられているのだろうか?

『DIME』は、これからも生活者や消費者の視点に立ってトレンドを追い続けていく。「令和」の時代も引き続き、ご期待いただきたい。

村上春樹『1Q84』(新潮社)

09年(平成21年)発売。2010年発売の第3巻を含めて300万部を突破したヒット作。2009年のエルサレム賞授賞式で行なった「壁と卵」のスピーチなども新しい読者の掘り起こす機会となったようだ。

東武タワースカイツリー
「東京スカイツリー」

12年(平成24年)開業。地デジの自立式電波塔(送信所)として建てられた東京の新名所。周辺の商業地域や水族館など東京スカイツリータウンは、開業から1年で5080万人が来場。積極的にイベントなどを実施しており、賑わいが絶えない。
©TOKYO-SKYTREETOWN

ウォルト・ディズニー・ジャパン
『アナと雪の女王』

14年(平成26年)公開。2000万人の観客動員数を記録し、日本中に大旋風。興行収入はアニメ映画としては世界記録を塗り替えた。主題歌『Let it go』も大ヒット。最近「Disney DELUXE」(月額700円)でも視聴可能になった。
©Disney

〈平成26年DIMEトレンド大賞受賞〉
レベルファイブ『妖怪ウォッチ』

12年(平成24年)ゲームソフトを原作として『月刊コロコロコミック』で連載しテレビアニメを展開。映画や関連玩具なども含めて一大ブームになった。今年は、6月6日に『妖怪ウォッチ4ぼくらは同じ空を見上げている』を発売予定。

桃屋『辛そうで辛くない少し辛いラー油』

09年(平成21年)発売。調理経験が少ない外食派の自炊傾向を察知し、「おとなのねこまんま」や「卵かけごはん」のブーム」なども参考にして商品開発。SNSなどを活用したコミュニケーションも積極的に行なってトレンドに。

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