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2019.05.09

バスの運転手に草取りをさせるのはいじめ?本当にあったパワハラ裁判事例集

【衝撃の判決集その2】

管理職なら誰しも気になるパワハラ問題。実際にどのような行為について、企業や加害者の責任が問われているのか、厚生労働省の明るい職場応援団のHPには様々な事例が紹介されている。その中から気になる事例をピックアップしてみた。パワハラに悩む現場社員もチェックしておこう。

以下、厚生労働省の明るい職場応援団のHPより引用

有給休暇の取得妨害

塾講師である原告兼控訴人(「原告」という。)が、有給休暇取得を申請したところ、上司が当該有給申請により評価が下がるなどと発言して有給休暇取得を妨害したこと、総務部長や会社代表者らが上司の行為を擁護した発言などが不法行為に当たるとして、上司、総務部長、会社代表者及び会社を相手取り、損害賠償を求めた事案。

<結論>
いずれも不法行為と認め、会社及びそれぞれの行為者に損害賠償を命じた。

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自然退職扱い社員からのパワハラを理由とした損害賠償等請求

上司(被告)からパワーハラスメントを受けたことが原因で精神疾患を発症、被告会社を休職し、後に自然退職扱いとなったとして、従業員(原告)が、不法行為(パワハラ)に基づく損害賠償及び現在も従業員の地位にあると主張して、自然退職後の賃金を求めて提訴した事案

<結論>
原審が不法行為に当たらないと判断した行為についても一部不法行為の成立を認め、不法行為に基づく慰謝料として、原審認定の70万円を増額し、150万円の支払いを被告らに命じた。

原審はパワハラが不法行為になる要件を規範化し、一定の行為については不法行為にあたらないと判断したが、控訴審の判旨は、そのような規範を用いることなく個別具体的に下記のとおり不法行為に該当すると判断した。

もっとも、パワハラ行為と精神疾患の因果関係については原審同様認めず、また被告会社が原告に休職を命じたこと及びその後の自然退職扱いに不当な点はないとして、自然退職後の賃金請求を退けた。

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バスの運転士に対して1ヶ月にわたって除草作業を命じたことが「いじめ」にあたると判断された

路線バスを駐車車両に接触させる事故を起こしたバスの運転士Xに対し、営業所所長Yが、①下車勤務として1ヶ月の営業所構内の除草作業を命じ、さらに、②乗車勤務復帰後に1ヶ月以上の添乗指導(指導運転士が同乗して、本人の運転状況等を指導すること)を受けることを命じたことにつき、当該運転士が、会社と営業所所長に対し、慰謝料の支払を求めた事案。

<結論>
違法な業務命令にあたる。

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構成/編集部

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