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2019.04.10

アップルが発表した「Apple Arcade」はゲームの世界をどう変えていくのか?

Image: アップル

米アップルは3月に開催されたイベントにて、ゲーミングプラットフォーム「Apple Arcade(アップル・アーケード)」を発表した。これはアップルが提供する、定額制のゲームサービスだ。Apple Arcadeは従来のゲームとなにが異なるのだろうか。

スマホ向けゲームの常識を覆す

Image: アップル

現在スマートフォン向けにリリースされているゲームの多くは、ダウンロードは無料でゲーム内のコンテンツで利潤を上げるというシステムを取っている。これはゲームのダウンロードの敷居を下げるというメリットがあるが、ゲームの売り上げを計算するのが難しく、開発費をかけにくいというデメリットもある。

一方、Apple Arcadeは月額料金で複数のタイトルがプレイできる。まだどれくらいの料金になるかは発表されていないが、ユーザーは少ない金額でさまざまな有料ゲームを体験できるのだ。さらに、その売り上げはゲームのディベロッパーに分配されるので、ディベロッパーもゲーム開発により多くの資金を投入でる。

そして、Apple Arcadeではゲーム内課金がないのも特徴だ。近年は子供がゲームで高額な課金をしてしまうケースが問題となっているが、Apple Arcadeではそのような心配はない。

さまざまなディベロッパーが参加

Image: アップル

Apple Arcadeでは、ローンチ時から100以上ものタイトルが用意される。ゲームを提供するディベロッパーとしては、コナミやセガなど日本人にもおなじみの会社、そしてクリエーターとしては「ファイナルファンタジーシリーズ」や「クロノ・トリガー」を手がけた坂口博信氏の名前が挙げられている。

坂口氏によれば、彼が現在取り組んでいる『ファンタジア』のようなゲームは、これまで作れなかったゲームだとしている。同ゲームでは実際に作り込んだジオラマを撮影しゲーム内で使うという、手の混んだ手法を採用している。このように開発に金額がかかる重量級のゲームこそ、Apple Arcadeが狙っている分野だろう。

会場での発表では、その他にもセガの『ソニック』シリーズ、コナミの『フロッガー』など、日本人にも馴染みの深いゲームが登場した。Apple Arcadeは、日本人にも受け入れやすいゲームプラットフォームとなるだろう。

どこでも快適なプレイを実現

Image: アップル

Apple Arcadeでは、ゲームを快適にプレイできる仕組みが採用されている。まず、全てのゲームはオフラインプレイに対応。通信費が削減できるだけでなく、飛行機の中などインターネットに接続できない環境でもプレイできる。

さらに、ゲームはiPhoneやiPadだけでなく、MacやApple TVにも対応。幅広いプラットフォームで楽しめる。特にMacはWindowsに比べてゲームタイトルが少ないことが指摘されてきたので、Apple ArcadeはMacプラットフォームへのテコ入れにもなるだろう。

Apple Arcadeは一見するとただのゲームのバンドルサービスのようにもみえるが、実はApple製品でゲームを最大限楽しめるように、さまざまな工夫がくわえられている。今後、ゲーム分野にてiOSプラットフォームがさらに強みを発揮するようになるのは、間違いないだろう。

文/塚本直樹

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