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入社5年目社員の本音「制服を着ると責任感を強く感じるようになりました」小田急電鉄・村田友美さん

2019.04.09

制服姿でホームに立てばテキパキと

一人立ちをすると、駅でのアクシデントのとっさの判断は、私がしなければなりません。「どこに非常ボタンがあるか、把握してホームに立て」と教えられています。

例えば「大変だ。男性がホームに落ちた!」そんな声を聞いた場合は、とっさにホームの非常ボタンを押す。周辺を走行中の小田急線の電車が自動的に止まります。「ふらふらして線路に落ちそうな人を発見したら、ちゅうちょなくボタンを押すこと」そう教育されていますから。非常ボタンを押すのは、お酒に酔ったお客さんが多い夜の時間帯が多くなります。

事故を未然に防ぐことを常に心がけるのも、私たちの仕事です。例えば人身事故の事例には立ち会ったことはありませんが、挙動不審の状態を知っておくために、ビデオで不審者の様子を見たこともあります。そんな経験を通して、お客さんの命を守らなければいけない仕事だと、ホームに立つ時は強く感じました。

「オ、オレ腹痛い」「えっ、また途中下車?」新米の頃は、小田原在住の同期の社員と出勤時に乗り合わせると、よくそんなことがあって。かくいう私も勤務する相模大野駅に着くと、「あっヤバイ…」とトイレに(笑)。仕事の責任の重たさにプレッシャーを感じていたのでしょう。

でも、もう大丈夫。勤務を重ねるうちに制服姿でいると、責任感を抱く自分を意識するようになりました。例えば階段を踏み外し頭から血を流している、そんなアクシデントに見舞われたお客さんには、応急処置をして救急車を呼んで。血を見てもパニックに陥ることなくテキパキと。

勤務に対する責任の重たさよりも、どちらかというとお客さんに強い口調で言われるほうが、プレッシャーを感じることが……。

「何で電車を発車させたんだよ。10時50分発なのに、ドアが閉まるのが早いじゃねえか!?」駆け込み乗車に失敗したお客さんから、そう詰め寄られた時には――

さて、なんと対応するのだろうか。アクシデントで電車がストップし、何人もの乗客に詰め寄られる時もある。“駅員はつらいよ”という場面だが、そんな時はどう対処するのか。詳しいエピソードは後半で。

取材・文/根岸康雄
http://根岸康雄.yokohama

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