
突然、利用した覚えのないサービス(出会い系サイト等)の料金の請求が電子メールで来た経験はありませんか?
もちろん、身に覚えがなければ支払う必要はありません。しかし、もし支払ってしまったところ、立て続けに追加の請求が来たらどうすればいいのか? 債権回収代行業者を名乗る者から料金支払の督促を内容とするメールが送付されてきたらどこに相談すればいいのか?
今回はそういったトラブルの予防策と対処法を警察庁の「インターネット安全・安心相談」のページよりご紹介します。
予防のためのアドバイス
・メールやウェブページによる架空請求に関する相談が多く寄せられています。
・身に覚えのない請求には料金を支払う必要はありません。
被害に遭ったときには
請求メールが来た場合
・受信したメールの内容を冷静に確認し、サービスを利用したことがあるかどうかをよく確認してください。
・利用した覚えがない場合には、料金を支払う必要はありません。不安になったり、関わりたくないと思って一度支払ってしまうと、更に請求される場合があります。
・請求先には安易に連絡をしないでください。電話、電子メール等で返事をすると、しつこく請求されるおそれがあります。
・請求のメール等は証拠として念のため保管しておいてください。
・裁判所等の公的機関から連絡が来た場合には、電話番号案内(104)で正しい電話番号を確認するか訪問するなどして、その公的機関へ直接真偽を確認してください。メールに連絡先が記載されていても、それを信用しないようにしてください。
架空請求であることがわかったら
・その請求は今後無視してください。
・メールソフトやプロバイダが提供する機能によりこのようなメールを受けないようにできる場合には、この機能を利用するなどしてください。
追加で請求された場合
・支払う必要がないにもかかわらず一度支払ってしまうと、次々に追加の請求をされる場合があります。このような請求が来たとしても支払う必要はありません。
相談・お問い合わせ先
・さらにご不明な点がありましたら消費生活センター、弁護士、警察などに相談してください。
・詐欺や悪質な取り立てなどの被害を受けた場合には、最寄りの警察署又は都道府県警察サイバー犯罪相談窓口に相談してください。
出典:http://www.npa.go.jp/cybersafety/index.html
文/編集部