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2019.03.30

アウディ、ポールスター、シトロエン、VW、フィアット、電動化に注力する欧州メーカーの狙い

 スーパースポーツとともに、2019年のジュネーブ・モーターショーで目立っていたのが電動化自動車。今回のジュネーブで世界初公開された“ポールスター2”や、昨年の秋に発表されたメルセデス・ベンツMQC(写真下)やアウディeトロンといったブランニューの電気自動車専用モデルが数多く出展され、注目を集めていた。さらにピュアEVだけでなくプラグインハイブリッド、いわゆるPHEVのニューモデルが多数輩出されていたのも今回の特徴と言えるだろう。

 ピュアEVやPHEVの増加は2021年に現在の130g/kmから95g/kmへと強化される二酸化炭素排出ガス規制への対策に因るところが大きい。この規制は罰則を伴うため、どこのメーカーも排出量をなんとか95g以下に抑えたい。そのためには電気の力が必要なのだ。規制に対して有利なのはPHEVよりもピュアEVだが、二酸化炭素の量は“二酸化炭素排出量×販売台数”でカウントされるため、いくら二酸化炭素の排出量が少ないクルマを作っても、売れなければ何の意味もない。そこが各メーカーで戦略が分かれている大きな要因でもある。

 今回のジュネーブ・モーターショーで電動化へのアピールで入っていたのはアウディ。ひな壇に3台のピュアEVを並べるだけでなく、プレスデイではブース内をすべて電動化モデルで埋め尽くすなど、電動化への積極な取り組みをアピールしていた。

アウディ

 そんなアウディの目玉は“Q4 eトロン・コンセプト”。コンパクトサイズのSUV型電気自動車で、2019年春から欧州でのデリバリーが開始されるアウディ初の量産型ピュアEV、“eトロン”よりひと回り小さい。既存のモデルと比較すると、全長は若干短いものの“Q5”に近いサイズだ。前後に1つずつ、計2つのモーターを積んだ4WDで、フロントモーターの出力は102ps、リアモーターの出力は204psで、システム総合出力は306ps。82kWhのリチウムイオン電池を床下に積み、欧州で新たに採用された燃費測定法のWLTPサイクルでの航続距離は450kmを誇る。アウディ第5のピュアEVとして2020年末市販化される予定だ。

 派手な擬装のラッピングが施されているのは“アウディeトロン・スポーツバック”。eトロンをベースにしたSUVクーペスタイルのピュアEV。プラットフォームをはじめ、中身は基本的にeトロンと同じ。2019年後半には市販モデルがお披露目される予定だ。

 “eトロンGTコンセプト”は2018年11月のロサンゼルスモーターショーでデビューしたセダンタイプの電気自動車。2019年秋に登場するポルシェ初のEVスポーツモデルの“タイカン”の兄弟車で、A7スポーツバックをさらにスポーティに仕上げたようなデザインはかなりカッコいい。PPEと呼ばれるポルシェと共同開発した電気自動車専用プラットフォームを使用する。

 どうやらアウディは今後、電気自動車を中心にポルシェとの関係を深めていくようだ。前後に2つのモーターを搭載し、システム最高出力は590ps。0‐100km/h加速は3.5秒。これは新型ポルシェ911カレラSと同等のタイムとなる。2020年内に正式発表されたのち、翌2021年にはデリバリーが開始される予定。

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