
近年、女性の社会進出に伴い、共働き世帯は年々増加傾向にあり、2000年以降は専業主婦世帯を大きく上回って推移している。
共働き世帯が増加する現状、充実した時間を送るため家事時間をいかに短縮するかは大きな課題といえるだろう。
家事における「時短」が求められる現状
タイガー魔法瓶が2017年に実施した調査では、30~40代女性のおよそ4分の1が「夕食づくりにかける時間が30分未満」だということが明らかになっている。
調査方法:インターネット調査 調査期間:2017年2月27日~28日 有効回答者数:30~40代の女性300名(全国)
この結果からも料理をいかに短時間で効率的に作るかという「時短調理」におけるニーズは根強いことがわかる。
また、「少量ごはん(1合)を何分以内に炊きたいか」という質問では約4割から「20分以内に炊きたい」という回答があった。
調査方法:インターネット調査 調査期間:2017年2月27日~28日 有効回答者数:30~40代の女性300名(全国)
最近では、近年の「時短」へのニーズの高まりを受けて、時短関連商品も多くでている。2017年に発売したJPEシリーズでは「15分時短調理&炊飯」を実現するメニューを採用。さらに2018年には単身世帯や少人数世帯をターゲットに、3合タイプのJPFシリーズにも同機能を搭載している。
以前までもポトフや肉じゃがなど時間をかけた煮込み料理がスイッチ一つで完成する「調理」メニューを搭載している機種はあったが、JPE/JPFシリーズでは「ほったらかし」ができるメリットに加えて、調理時間の短縮も目指した。
これにより、1台でごはんをおいしく炊くだけでなく、炊飯ジャーを使っていない時間も調理器として有効活用できる。
構成/ino