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2019.03.30

手をバタバタさせて飲む「バタバタ茶」って知ってる?

■茂木雅世のお茶でchill out!

バタバタバタバタバタバタ…

という音が実際に聞こえるかどうかは別にしても、せわしく動かす手の様子を音に例えると「バタバタ」そのもの。

そんな「バタバタ」という言葉がついた不思議なネーミングのお茶が富山県・朝日町にあります。

その名もズバリ「バタバタ茶」

全国的にも、ここでしか作られていないとても珍しいお茶です。

普通のお茶の作り方とは少し違います

一般的なお茶は春、新芽を摘んで作りますが、バタバタ茶は違います。

新芽は摘まずに7月・8月といった夏の季節に、大きく育ったお茶の葉を刈り込んでつくるのです。

刈り取ったお茶の葉は、一度蒸した後、温度を冷まし、発酵と止めて「むろ」と呼ばれる箱のような中に入れられます。

この中でしばらく放置されたお茶はどんどん発酵していきます。

「後発酵茶」とも呼ばれる、プーアル茶にも似た「バタバタ茶」

出来上がったお茶の葉も緑色ではなく、落ち葉のような、こげ茶色です。

バタバタ茶を約30年間作っている平木利明さんにお話を伺うとこんな言葉が…。

お茶も怒ったら温度が上がる。「人」も「お茶」も全く同じ。

一体どういうことでしょうか…。

言葉を使わないお茶との会話が凄かった

平木さんはバタバタ茶を作る時期、自宅とお茶のある場所まで7.5kmの距離を朝昼晩、何度も往復します。

「むろ」に入れられたお茶の葉は3日~4日間放っておくだけで、発酵して50度~55度位まで温度をあげます。

その様子を見ながら、平木さん達は一度「むろ」を壊し、お茶の葉にゆっくりと空気をいれながらほぐして、また戻すという作業を行います。

そうすることで、約3日後には60度~65度位までお茶の葉の温度が上がっていくのだとか。

こまめに温度を計りながら、またお茶の葉を切り返す…。

それを13回~15回と何度も何度も繰り返すのだそう。

お茶の葉の温度を上げたい時、下げたい時

平木さんは「がんばってくれ!!」といった感じでお茶の葉をちょっと叩きます。

それを理解してか、しばらくはお茶の葉も人間の言う事を聞いてくれるのだとか。

しかし、しばらくして我慢が出来なくなると、爆発するかのように、一気に温度を上げたりすることもあるそう。

重ねた月日の分、お茶の葉が次にどういう態度をとってくるのか…わかってくる。

お茶と対話をしながら、時に手助けしてあげるイメージでお茶をつくっていく。

「人もお茶も全く同じだ」

という平木さんの言葉が妙にストンと腑に落ちました。

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