
コーヒー豆の保存方法によって賞味期限が左右されることをご存じですか? 豆が劣化するとコーヒーの味も落ちてしまいます。おいしくコーヒーを飲むために、コーヒー豆を新鮮に保つための保存方法と掃除の仕方をご紹介します。
ドリップ式のコーヒーメーカーの特徴とは?
ドリップ式コーヒーメーカーは、コーヒー豆をその場で挽いて使ったり、市販されている粉コーヒーを利用していれる、コーヒーメーカーのことです。ミルが付いているタイプ(豆からいれることができる)、付いていないタイプ(粉コーヒー専用)に大別できます。
コーヒーの香りや味わいを楽しみたいなら、ミル付きのタイプを選ぶことで豆から挽いた新鮮なコーヒーが楽しめます。
新鮮な豆をコーヒーメーカーで挽く方法
コーヒー豆の賞味期限は焙煎してから豆の状態で約2週間以内、挽いた状態だと1週間前後といわれています。コーヒー豆の鮮度を保つためには紫外線から守り、酸素に触れる量を減らし、高温・多湿を避け、湿度を一定に保つことが大切です。
豆が使いきれない時は密閉できる容器や袋に入れて、冷蔵庫で保存すると劣化スピードを遅くすることができます(匂い移りに注意)。
ドリップ式コーヒーメーカーの簡単なお手入れ方法
製品によって違いますが、コーヒーメーカーのお手入れは使用後に水洗いすることが基本です。洗剤を使うとニオイが付くことがあるので気をつけてください。
洗剤を使用する場合は場合はしっかりと洗い流し、乾燥させることが大切です。ミネラル分などが本体内部に付着し、水アカが目立ってきた時はクエン酸による洗浄が役立ちます。
ここでは、sirocaのドリップ式コーヒーメーカーを例に、お手入れ方法をご紹介します。
まずは、フィルターケースを本体にセットし、コーヒーサーバーにクエン酸約10gを入れて、水を満水目盛まで入れてかき混ぜます。
続いて、クエン酸水を給水タンクに注ぎ、電源を入れます(メッシュフィルターや紙フィルター、コーヒー粉はセットしない)。
クエン酸水が給水タンクの最低目盛まで減少したら、電源を切り約10分間放置します。
その後、電源を入れて最後までドリップした後、お湯を捨てコーヒーサーバーをよくすすぎます。クエン酸のニオイをとるために水を満水目盛まで入れて2〜3回ほどドリップして完了です。
ドリップ式コーヒーメーカーを買ってよかったと思えるポイント
カプセル式とは違い、一度に多くの杯数をいれられるタイプもあり、豆の種類にもよりますが一杯分の価格が安く済むことが多いです。
様々なコーヒー豆にチャレンジも可能ですし、飲む直前に豆から挽くことで鮮度が高く、おいしいコーヒーを作ることができます。