給付型奨学金にデメリットはある?
給付型奨学金のデメリットは、審査基準が厳しいことや、採用人数が少ないこと。また、在学中の成績や出席日数についても、一定の水準を求められる。成績がふるわなかったり、留年したりすると、それまで給付した金額の返還を請求される可能性もある。
しかし、真面目に取り組んでいる生徒であれば、その心配は少ない。返済する必要がなく、進学時や在学時の学費をサポートしてくれる給付型奨学金は、むしろメリットのほうが大きいと言える。
【参考】
給付型奨学金の推薦枠の基準は?
日本学生支援機構の推薦枠の基準については、上記の通りに定められている。
【参考】
給付型奨学金を申し込める年収は?
平成31年度に日本学生支援機構で申し込む際の基準年収は、第一種奨学金の家計基準に従い「年収747万円以下」となっている。
母子(父子)家庭だと、給付型奨学金の応募に影響はある?
基本的に家計基準と学力基準に沿って採用されるため、母子(父子)家庭という事項は応募に影響しない。
ただし、「全国母子寡婦福祉団体協議会」と「ローソン」が共同で実施している「ひとり親家庭支援奨学金制度」は、条件の1つが母子(父子)家庭となっている。この制度は、ほかの奨学金と併用も可能なので、母子(父子)家庭はチェックしておきたい。
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