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2019.03.24

就寝前にやってみよう!認知機能を向上させて不眠症を改善する「深呼吸」の効能

“ここ一番”の勝負の直前には深呼吸をしてみたい。そしてその場合は息をゆっくり吸うことに意識したほうがよいようだ。

鼻から息を吸い込む時に認知機能が向上する

 我々は口でも呼吸できるが、どちらかと言えば鼻で呼吸するほうが自然だろう。鼻呼吸のほうが鼻毛という天然のフィルターを通してより安全に空気を体内に取り込むできることに加えて、ニオイを検知できるという我々のサバイバルに直接関わるメリットもある。

 しかしながらニオイを嗅ぐのは呼吸の中でも基本的には吸い込む時にしかできない。とすれば我々の認知の過程において、息を吸い込むのと吐き出すのとに何らかの違いがあるのだろうか。

 イスラエル・ワイツマン科学研究所の研究チームが2019年3月に「Nature Human Behaviour」で発表した研究では、実験を通じて我々の“吸気”と“排気”時における認知能力の違いを探っている。

New Scientist」より

 30人が参加した実験では、スクリーン上に写ったシルエットかあるいは単語について、現実に存在するものであるかどうかを素早く判断してボタンを押す課題が課された。そして課題中の参加者の脳波と呼吸パターンがモニターされた。

 参加者は自分の呼吸を気にすることなく課題に挑んだのだが、データを分析してみるとシルエットの課題において、息を吸い込む時に回答した場合の平均スコアは73点であった一方、息を吐き出す時に回答した平均スコアは68点に落ち込んでいたことが判明した。

 しかしながら興味深いことに単語の課題では“吸気”と“排気”に成績の差は生じなかったということだ。

 鼻で息を吸い込む時に我々の嗅覚は鋭くなるのだが、研究チームによれば息を吸い込むことで嗅覚だけでなく空間と視覚に関する認知能力もまた向上しているのではないかと説明している。その根拠に、吸い込む時に活発になる脳の領域が、吐き出す時には活動していなかったのである。そしてこの息を吸い込む行為は言語運用能力には影響を及ぼさないということになる。仕事でも課題でも、何か事に当たる前には鼻からゆっくり息を吸いこんでみてもよさそうだ。

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