人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.03.20

TENGAが百貨店に進出!メンズ館の新時代を切り拓くか?

都心のメンズ百貨店にTENGA直営店オープンの意味

TENGA初の直営店が、東京ど真ん中の百貨店にオープンした。3月15日にリニューアルオープンした「阪急メンズ東京」(東京・有楽町)の6階、「TENGA STORE TOKYO」がそれだ。

TENGAは「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく。」をビジョンに、2005年に創業、今ではアダルトグッズのリーディングカンパニーだ。現在、国内ではドラッグストアや雑貨店など約2万店舗で取り扱い、世界60か国で販売され、累計販売個数は7000万個を突破(2018年7月)。売り上げ55.68億円。堅実に、大きな成長を遂げてきた。日本におけるTENGAの知名度は20代男性ではほぼ90%、30代男性で86%、40代男性で72%。20代にとっては子どものころから知ったメーカーだ。

3月15日のプレス発表にはスピードワゴンの二人が駆けつけて、TENGA社長の松本光一氏(中央)とトーク。

しかし、それが百貨店のテナントになるとは、マジ? と思った人が少なくないはず。阪急阪神百貨店のモードファッション商品部マーチャンダイザー民谷啓氏は、リニューアルした阪急メンズ東京の新コンセプトを「男が大好きなモノしかない、男のためのベースキャンプである」としたうえで、“TENGA導入は必然”と考えたが、当初、社内に抵抗はあったと明かす。

民谷氏はTENGA導入の意図を、こう説明する。

『ムーブメントの原動力がある裏原を具象化したフロアをつくりました。よりリアルな裏原ストリートカルチャーを表現するにはTENGAの導入は自然な流れでした』。

出店は、阪急メンズ東京からオファーしたという。

エコノミストの飯田泰之氏は、TENGAの出店を、ターニングポイントを迎えている百貨店の象徴的な出来事とみる。今後の都心型百貨店、特にメンズ館の命運は、雑貨商材の売り上げがひとつのカギと予測する。

「2011年、大底を打った都内百貨店の売り上げは2012年以降、回復に転じますが、その裏側で起きていたことは、売上高に占める雑貨の割合の上昇です。その多くは化粧品。インバウンドの影響も大きい。しかしながらメンズ館においては、化粧品はまだそこまで大きなマーケットは形成されていません。そこでどんな商材を提供していくのか。阪急メンズ東京は今回、一般雑貨としてTENGAを導入しました。ハイエンドのファッションを提供してきた都市型百貨店が転換期を迎えている中、TENGA STORE TOKYOはそれを象徴する出来事だと思います」

エコノミストの飯田泰之氏(明治大学政治経済学部准教授)。

今も厳しい状況のつづくメンズ百貨店にとって、そのロールモデルになり得る阪急メンズ東京が、TENGAを雑貨商材に選んだ意味は大きいとみる。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年7月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は超強力なUSBモバイル扇風機!大特集は「夏の新製品辛口評価テスト」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。