
サイクルスポーツを楽しみたい人が乗るロードバイク。そんなバイクにアシスト機能を持たせる必要があるのだろうか? と疑問を持つ人は多いだろう。だが、自転車ライターの山下さんはアシストにより自転車の楽しみ方がより広がるという。その理由は?
Eロードバイク
【選びの新基準】
(1)ロングライドを実現する大容量バッテリー
(2)走りの状況を確認できるマルチなメーター
(3)パーツ交換によるカスタマイズ
単なる移動手段ではなく、スポーツをするために乗るのがロードバイク。それにアシスト機能が搭載されることに関しては疑問を持っていたという山下さん。
「でも乗ってみたら考えが変わりました。特に初心者の人にとっては、軽く走れて速い、上りも楽という、ロードバイクの楽しいところだけが詰まった自転車でした。E-ROADで慣れてから普通のロードバイクに乗るという選択肢もあると思う。むしろ、そっちのほうが安全かも」
さらにこのタイプの自転車は、一般的なロードバイクのパーツも使用できるので、カスタムやメンテナンスの知識を得ることもできる。高機能なサイクルコンピューターも装備し、詳細な走行データがわかるのでモチベーションも保てるのだ。
「また走りが軽いとバッテリーの消費も少ない。こまめに充電する必要がないので、通勤など普段使いに特にいいかもしれませんね」(山下さん)
行動範囲が広がるロードタイプ
最大242kmもアシストし続け、ロングツーリングも楽しめるモデル。トレンドのディスクブレーキを採用する一方で、ロードのよさをスポイルしないアシスト機能により、自然な走りが楽しめる。
ヤマハ『YPJ-ER』34万5600円
フレーム:アルミニウム(ワイヤ内蔵タイプ) 充電時間:約3.5時間
航続距離:242km(プラスエコ)〜93km(ハイ) 重量:19.6〜19.8kg
【ドライブユニット】