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西小山のジャンバー酒場の奥に隠された秘密クラブ風バルの謎

2019.03.15

■連載/カーツさとうの週刊★秘境酒場開拓団

(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

オヤジナリティー ★★★
家計貢献度    ★★
エロテイスト   ★★

 古くからの知人のI氏と、東急目黒線の西小山で呑んだ時の話だ。

 駅周辺を“とにかく安けりゃいい”という一点のみに拘って見つけた店は、駅からもすぐ近くの『G(仮名)』という店。

 店頭で焼鳥の販売をしていて、その奥が居酒屋になっているという、どっからどう見てもジャンバー酒場。通りから見える店内の客層も完全ジャンバー! それどころか、ダメ押しで野球帽(間違ってもキャップではないッ!!)をかぶってるオヤジまでいる。これでもし高かったら暴動が起きてもおかしくはない感じの店である。

 安心してガラガラ〜なんて引き戸を開けて中に入ると、あっりゃあ〜店内満員。安い店は込むンだよなァ〜と悔しがりつつ引き返そうとすると、店主らしき人が、

「何人様?」

 なんて聞いてくる。2人ですけど満員ですよね〜なんて一応いうと、

「だいじょぶだいじょぶ。全然入れる! 全然空いてる!!」

 なんて自信満々にいうんですよ。え〜ホントォ〜なんて、そのご主人の後について行くと、店内の壁の一辺にカーテンみたいに布がかかってる。その布をご主人がペロ〜ンなんて捲ると、なんとその奥に、ジャンバー酒場とはちょっと雰囲気の違う店が現れた!

「こっち空いてますから」

 なんて案内されるままにテーブルに座る。いや〜合法で営業している店の奥の非合法会員制秘密クラブに案内されたような気分ですよ。でもさ、よく見ると、その奥の店もちゃんと通りに面した入口があるんですよ。正確には奥というか隣の店なのね。

 そういえばこのに店入る前。どの店がしようか? なんてブラブラしてる時に、この『G』って店の隣にイタリア居酒屋みたいな店があったんだけど、ココ、その隣のイタリア居酒屋だったんだよ。

「だいじょぶだいじょぶ、値段は一緒だから」

 オレの不安を見越したかのように、一番心配している店をまず払拭する店主。

「あっちの店の焼鳥とかも頼めるし、こっちのピザとかも頼めて、まぁなんでも食べれるから」

 そんなこといいながらメニューを卓上に持ってくる。ようするにジャンバー酒場の『G』の隣で、ちょっとオシャレな店をやってみようってことで、このイタリア居酒屋も経営しだしたんだけど、なし崩し的に「もう一緒にしちまえ〜」なんて壁をブチ抜いちゃったんでしょうね。

 でも、昔の名残りでイタリア居酒屋の方の『Gバル(仮名)』なんていう系列店丸出しの名前と、その店専用の入り口も一応は残して、オシャレ目当てが入ってくる客も待ち受けているということでしょうね。

 これが合理化というヤツだろうか?

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