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2019.03.14

香川真司所属のベシクタシュ監督が語る、日本人が知らないサッカー狂国トルコの真実

 遡ること17年前。2002年日韓ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本を撃破したトルコ代表のことを覚えているだろうか。冷たい雨の降りしきる宮城スタジアムで、日本は右CKからウミトダバラのヘディング一発に沈み、ベスト16敗退を強いられたのだ。その後、トルコは快進撃を続け、最終的に3位決定戦で韓国を破って、ワールドカップ史上初の3位に輝いた。この大会で大活躍したイケメン選手、イルハン・マンスズが日本女性を虜にし、女性週刊誌が追いかけるほどの社会現象まで起きた。

代表監督騒動で見えてくるトルコサッカー

 そのチームを率いていたのが、セノール・ギュネシュ監督。現在、香川真司が所属するベシクタシュを率いているトルコ屈指の知将である。彼は2002年の後、トラブゾンスポルなどの国内クラブや韓国のFCソウルで指揮を執り、2015年からベシクタシュを率いている。しかし今年に入り、低迷するトルコ代表から「再び監督に就任してほしい」というオファーが届き、今季限りでクラブを辞めて代表の仕事に戻ることを決断。3月頭に正式発表されたばかりだ。

 これに対し、不満を抱いたのがベシクタシュサポーター。「我々のクラブを捨てるのか」「金の亡者だ」といった容赦ない批判がギュネシュ監督に向けられた。指揮官を取り巻く状況をより悪化させたのが、香川が劇的決勝ゴールを挙げて3-2のミラクル勝利を飾ったコンヤスポル戦直前に3月の国際マッチデー2試合の采配も決まったこと。それにはベシクタシュをフォローするメディアも憤慨。試合後もその話題一色で、彼らは会見で個人批判に終始していた。

 日本人的感覚だと、1クラブの監督が一時的に代表の指揮を執るというのは特に大きな問題ではないように映る。が、クラブ愛が異常に強いトルコ人は「自分以外のところへ行くのは裏切り行為」と考える。イスタンブール3強と言われるベシクタシュ、ガラタサライ、フェネルバフチェを転々と移籍する選手がいれば、あらゆるサポーターから厳しい目線を向けられるのが常。仮に長友がベシクタシュに買われたら、ガラタサライのファンは手のひらを返したように罵声を浴びせるだろう。そのメンタリティは我々の想像を絶するところがある。

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