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進化したマイクロソフト「HoloLens2」、クラウド化する「Mixed Reality」は我々の生活をどう変えるか?

2019.03.17

<ビジネスパーソンのための新テックトレンド事始め>

第1回 Mixed Realityで空間がつながるセカイへ

会議室の何もない空間に画像や3Dモデルを大量に取り出し、アバターで再現された同僚と、新しいデザインについてディスカッションする。

Microsoftは現実世界とつながった「ホログラム」で、ビジネスの世界を変えようとしています。

2月25日にモバイルデバイスの世界的展示会「Mobile World Congress 2019(MWC19)」が、スペイン・バルセロナで開催されました。この展示会開催の前日夜、少し離れた特別な会場でMicrosoftの革新的な発表が行われました。

Mixed Reality(=複合現実)デバイスであるHoloLens2のお披露目です。

Microsoft HoloLens 2 ( Microsoft HoloLens 公式サイト)

HoloLens2は、2016年にMicrosoftから発売された自己完結型ホログラフィックコンピュータである「HoloLens」の後継機です。

MWC19では、このHoloLens2とあわせて、Mixed Realityに関連した新たなデバイスやクラウドサービスが発表されました。

今回は、MWC19で行われたMicrosoftの発表を通じて、近い将来私たちの日常になりうるMixed Realityのセカイを見ていきたいと思います。

Mixed Reality=複合現実とは?

Mixed Reality(複合現実・MR)は、コンピュータが作り出した空間に没入することができるVirtual Reality(仮想現実・VR)と、現実空間を情報によって拡張するAugmented Reality(拡張現実・AR)を組み合わせたテクノロジーです。

HoloLensのようなMRメガネをかけると、実際には何も置かれていない机の上に、ホログラムCGが自然に置かれているのを見ることができます。

スターウォーズシリーズやNHKアニメ「電脳コイル」にも登場する「現実に浮かぶホログラム映像」を、Mixed Realityのテクノロジーで実現したのがMicrosoftのHoloLensです。

Microsoft HoloLens

日常の生活空間にデジタルの世界の情報や形が表示されることで、私たちの生活はどのように変化するのでしょうか。

Microsoft at MWC19 Barcelonaで紹介された医療での活用イメージ

先進的な医療の現場ではMixed Realityの導入が進んでいます。

手術中に患者の状態や映像を、術野に重ねて表示することで、手術に集中したまま情報を確認することができます。HoloLensは音声と空中での手の動きで操作できるため、手を離さずに必要な情報を呼び出すことが可能です。

建設現場でもMixed Realityの導入は進んでおり、建築図面や完成モデルを現実の建設中の現場に重ねることで、よりリアルなイメージを共有しながら作業を行うことができます。

このように、これまでパソコンやスマートフォンなどのモニタを介してアクセスしていた情報が、Mixed Realityによって、より直感的・感覚的に利用できるようになります。

地図を開かなくても現実空間に浮かび上がる道案内、離れた相手をホログラムとして呼び出しミーティング、テーブルの上に設計中の3Dモデルを広げ、多人数で同時に様々な角度から検証しながら議論を行ったり、機械の組み立てやメンテナンスを行う際に、実物と同じ3Dモデルで組み立て手順を表示したりと、コンピュータの画面を意識せず、現実と情報空間が重ね合わさった世界で作業に集中することが可能になる世界が、Mixed Realityのもたらす世界です。

現実空間と情報空間がホログラムを通して重ね合わせられる世界観は、現在経済産業省が進めているSociety5.0とも一致します。

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