人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.03.13

人事担当者の6割以上が今後導入を検討している「HRTech」とは?

「HRTech」とは、何かご存じだろうか?

「HRTech」とは、Human Resource Technologyの略称。その名が示す通り、人事や人材(Human Resources:HR)の課題を技術(Technology)で解決するサービスのことを指す。

今回、この「HRTech」がどの程度認知されていて、どのような活用が期待されているのかを調べるアンケート調査が行われた。

8割以上がHRTechを知らないと回答。今後導入を考えている人事担当者は6割以上

「HRTech に関してご存知ですか。<SA>」という質問が行われたところ、「良く知っている」が14.3%、「聞いたことがあるが、よく知らない」が 30.0%、「聞いたこともない全く知らない」が55.8%という結果になり、8 割以上が HRTech を知らないことが明らかに。

また、「HRTech を導入してみたいと思いますか。<SA>」という問では、「既に導入しており、今後も新しいソリューションは積極的に採用したい」が6.3%、「まだ導入していないが、今後積極的に導入してみたい」が19.3%、「まだ導入していないが、今後いいものがあれば導入してみたい」が35.8%という結果になり、導入済も含め、6割以上が今後導入を考えていることがわかった。

HRTech を知らないと回答した人事担当者も、HRTechの内容を知り、導入をしたいと考えていることがうかがえる。

Q:HRTechに関してご存知ですか。<SA n=400>

Q:HRTechとは人事や人材(Human Resorce:HR)関連の業務とAIやRPA等の最新技術(Technology)を組み合わせたソリューションを指す造語ですが、HRTechを導入してみたいと思いますか。<SA n=400>

HRTechを導入している業務領域、HRTechが活用できると効果的だと思う業務はともに「採用」が最も高い。

HRTech導入している人事担当者の業務領域で「最もあてはまるもの」の回答では「採用」が35.1%で最も高い結果となった。また、「どのような業務で HRTechが活用できると効果的と思いますか。<SA>」という問いにおいても、「最もあてはまるもの」の回答で「採用(99人)」が第1位となり、ともに「採用」における業務で最もHRTechの活用が求められていることがわかった。

Q:HRTechを既に導入しているとお答えした方に質問です。HRTech導入済みの貴社の業務領域を教えてください。<SA n=37>

Q:どのような業務でHRTechが活用できると効果的と思いますか。既にHRTechを利用されている方は次に活用にしたい業務をお答えください。<SA n=400>

「採用業務」におけるHRTechが最も効果的に活用する業務とは?

「『採用業務』のなかのどのような業務/シーンで HRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問の合計では、「エントリーシートの受付・内容確認・内容審査(227人)」が第1位という結果になった。

続いて、「会社説明会開催日程の調整と告知(155人)」「応募者との面接日程の調整(143人)」という回答が多く集まった。HRTechは大量のデータの処理や、大勢の求職者に一斉に対応する必要がある業務において、特に効果的だと考える人事担当者が多いことが明らかに。

Q:「採用業務」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「人材配置/異動」におけるHRTechが効果的に活用する業務は「適正配置の検討」や「異動シミュレーション」。

「『人材配置/異動』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問の「最もあてはまるもの」の回答では、約28%の人事担当者が「適正配置の検討(111人)」と回答した。

また、合計の回答では「異動シミュレーション(197人)」が最も高い結果となった。人材をどこに配置するかを考える工程で、HRTechが効果的であると考えていることがうかがえる。

Q:「人材配置/異動」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「人材育成」におけるHRTechが効果的に活用する業務の第1位は「研修、eラーニング」

「『人材育成』のなかのどのような業務/シーンで HRTech が活用できると効果的ですか。<SA>」という問の「最もあてはまるもの」の回答では「研修、eラーニング(102 人)」が最も高い結果となった。教材等を利用する従業員の教育において、HRTech が効果的であると考える人事担当者が多いことがわかった。

Q:「人材育成」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「評価」においてHRTechが効果的に活用できる業務は、評価結果の調整や確認業務。

 「『評価』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問において、合計では「部門ごとの評価の偏りを調整(205人)」が最も高く、続いて「数値データに基づいた定量的な評価(188人)」、「評価結果の妥当性確認(185人)」が高い結果となった。

公正で透明性の高い評価が必要であり、そのための確認や調整業務において HRTechが効果的に活用できることが期待されていることがうかがえる。

Q:「評価」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「給与計算等の基幹業務」においてHRTechが効果的に活用する業務は4割以上が「給与計算チェック」と回答。

「『給与計算等の基幹業務』のなかのどのような業務/シーンで HRTech が活用できると効果的ですか。<SA>」という問いに対して、「給与計算チェック(165人)」が最もあてはまると回答した人事担当者が最も高い結果となった。単純な確認作業において HRTech が効果的に活用できると考える人事担当者が多いことがうかがえる。

Q:「給与計算等の基幹業務」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「人事関連の定型業務」におけるHRTechが効果的に活用できる業務とは?

「『人事関連の定型業務』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問の「最もあてはまるもの」の回答では、「手書き情報の自動入力(109人)」が第1位という結果に。

合計では、「毎月行う、データダウンロード→エクセル加工→メール送信等の業務資料作成&送付業務(192人)」の回答が最も多く、データの入力や送付業務などの単純作業の人事関連業務において、HRTechは幅広く活用の効果が期待されていることがわかった。

Q:「人事関連の定型業務」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「勤怠管理」におけるHRTechが最も効果的に活用する業務は、労働時間等による従業員への影響の管理業務。

「『勤怠管理』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問では、「三六協定に関する従業員の管理(123人)」「従業員の労働時間確認による健康リスク管理(121 人)」の業務でHRTech の活用が最も効果的であると考える人事担当者が多い結果となった。

労働時間等による従業員への影響を管理する業務において、HRTech の活用が期待されていることがうかがえる。

Q:「勤怠管理」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「経費申請・精算」におけるHRTechが効果的に活用する業務は、「移動や出張の手配や清算業務」。

 「『経費申請・精算』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問の「最もあてはまるもの」においては、「タクシーや宿泊代等の領収書による個別の精算業務(112人)」が最も多く回答が集まった。

また、「2番目にあてはまるもの」の回答では、「出張関連の手配業務(110人)」が最も多く、交通や出張による手続きにおいて、HRTechの活用が期待されていることがうかがえる。

Q:「経費申請・精算」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

「人事情報の分析/活用」におけるHRTechが最も効果的に活用する業務は「人事評価」。

「『人事情報の分析/活用』のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA>」という問の「最も当てはまるもの」の回答では、「人事評価(114人)」が最も多い結果となった。

合計では「業務の生産性評価(205人)」が2番目に多く、「人事情報の分析/活用」においては評価に対するHRTechの効果が最も期待されていることがわかった。

Q:「人事情報の分析/活用」のなかのどのような業務/シーンでHRTechが活用できると効果的ですか。<SA n=400>

HRTechで活用すると効果的だと思う最新ITツール、1位「AI」、2位「人事/給与システム」、3位「RPA」。

「HRTechでどのような最新のITを活用することが効果的と思いますか。<SA >」という問において、「最もあてはまるもの」の回答では「AI(122 人)」が1位という結果になった。

2 位以降は拮抗し「RPA(54人)」「タレントマネジメントシステム(50人)」となっている。また、意外なところでは、「人事/給与システム(55人)」となっており、人事の基幹的な業務でのIT活用について根強いニーズがあることがわかった。

Q:HRTechでどのような最新のITを活用することが効果的と思いますか。<SA n=400>

HRTechで今後利用してみたいサービスは?

「次のようなHRTechのサービスがあった場合どのサービスを利用してみたいですか。<SA >」という問の合計の回答では、「従業員の目標設定や評価管理をAIが補助するサービス(144人)」「従業員の業務の生産性を把握/分析し定量的な評価につなげ公平な評価と生産性の向上を実現するサービス(142人)」が多い結果となった。

採用や評価における標準化や公平化を人事が求められていることがうかがえる。

Q:次のようなHRTechのサービスがあった場合どのサービスを利用してみたいですか。<SA n=400>

※オデッセイ調べ

【「HRTechに関する市場調査」調査概要】
調査方法 : WEB回答
調査地域 : 全国
調査期間 : 2019年2月14日(木)~2019年2月15日(月)
調査対象 : 全国の年商500億円以上、または従業員規模1000人以上の企業の人事担当者 男女 計400人

出典元:株式会社オデッセイ

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年6月14日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「メンズ美的ビューティーボックス」!  特集は「2019年上半期ヒット商品大研究」「NEW渋谷の全貌」etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。