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役には立たないけど子は育つ!「子手伝い」のメリットと取り入れ方

2019.03.21

火や包丁を使わない、3歳からの「子手伝い」。料理の戦力にはならないが、子どもにとっては意外なメリットがあるという。その定義とやり方を、考案者のパパ料理研究家 滝村雅晴さんにインタビュー。家庭で思わず取り入れてみたくなる内容だ。
(冒頭画像は、料理がハンズフリーで学べるスマホアプリ「FamCook」のプロデューサー西村威彦さん親子の子手伝いシーン)

子手伝いとは?

パパ料理研究家 滝村さんのキッチンにおける子手伝いシーン

「子手伝い」とは、親が料理をしている間、要所・要所で入る子どものお手伝いのこと。しかしただの“お手伝い”ではない。

パパ料理研究家 滝村雅晴さんは子手伝いが生まれたきっかけについて次のように話す。

「最初のお手伝いは枝豆でした。枝豆を枝ごと買ってきてゆでたら、子どもたちが興味を示したので、お手伝いとして、さやの中の豆を出してもらうことにしました。すると、出した枝豆があちこちにびゅんびゅん飛ぶので、すごく喜びはじめたんです。お手伝いといえば枝豆を洗ったり、豆から出したりすることですが、本来の目的とは違うところで子どもたちは楽しんでいるんです。この“子どもが楽しみながら料理に参加し、多少役に立つところがあるお手伝い”のことを『子手伝い』と呼んでいます。親は特別、楽になるわけではありませんが、子どもにとっては忘れられない食の思い出につながります」

滝村さんによると、子手伝いは「火や包丁を使わない、3歳からできる親子の食育コミュニケーション」だという。

必ずしも料理の役に立つわけではないが、「親子で料理をすることは、子どもの可能性をひきだし家族の絆を深める」「子どもにとっても学びとなり将来の生き抜く力を身につけるきっかけになる」というのが子手伝いの特徴だという。

子手伝いで培われるスキルは?

「FamCook」のプロデューサー 西村威彦さん親子の子手伝いシーン

子手伝いは、具体的にどんな教育につながるのだろうか。身に付くという、生き抜く力とはどういう意味なのだろうか。滝村さんは次のように話す。

「“好き力”、“気づき力”、“コミュニケーション力”の3つが身につくと、生き抜く力が身につくと考えています。子手伝いにより、まずは『好き力』が身につきます」

●子手伝いで「好き力」が身につく理由

「3~4歳くらいまでの小さな子供にとって、家事と遊びの境目はないんです。例えばバスに乗って降車ボタンを押す、家に着いてドア開けるときに鍵を開ける、家の中に入り電気のスイッチを押すなど、ちょっとしたことをすごく楽しみにしています。大人が電気のスイッチを先につけてしまったりすると、「僕がしたかったのに!」と泣きわめいたりするんです。ちょっとしたことですが、この頃の子どもは、そういうちょっとしたことがすごくやりたいんです。

そんなちょっとしたことが大人のやってる料理にもあります。子どもにとって楽しい瞬間がたくさんあるんです。例えば電子レンジのスイッチを押すこと1つとっても子どもにとっては楽しいんです。まずはそういう“やりたい”、“楽しい”という気持ちがとても重要で、そこから親に「すごいね、役に立ったよ」と褒められると、できた料理がまるで自分が作った料理のように『僕が作ったんだよ』と言うようになり、親の役に立ったという自信につながります。すると子手伝いがとても好きになり、『好き力』が身に付きます」

好き力が身につけば、子どもは自分で意欲的に手伝うようになっていくため、各手伝いのスキルもどんどん上達していくという。いつのまにか枝豆のさやから豆を出すのがスピーディになっているかもしれない。もしかしたら遠くまで飛ばすほうがうまくなるかもしれないが、それはそれで好き力アップにつながる。

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