
現代の人々が疲れを感じる主な原因とは何だろうか。ネオマーケティングは、仕事や日々の家事、子育てに忙しい現代人の疲れとその対策方法について着目した調査をした。
疲労対策に関する調査
Q1. あなたが普段「疲れ」を感じるシーンをお答えください。(複数回答)【n=1000】
普段「疲れ」を感じる日常のシーンを聞いたところ、「朝起きたとき」が43.2%、「仕事から帰宅するとき」が38.7%、「夜寝る前」が38.1%と4割前後を占めた。年代別で見ると、仕事に関する内容が20代から50代までの方に多く回答されていることがわかる。
Q2. あなたの「疲れ」の原因となるものをお答えください。(複数回答)【n=1000】
疲れの原因となるものは、「睡眠不足」が59.6%と最も高く、「加齢」45.7%、「仕事」34.9%と続く。「睡眠不足」、「運動不足」、「長時間同じ姿勢でいること」については全年代で高い値となっている。30代と40代は「育児と介護」の値が他の年代よりも高く、子育てや親族の介護等が負担になっていることがわかる。
Q3. あなたが「疲れ」を感じた時、何で解決しようとしていますか。(複数回答)【n=1000】
「疲れ」を感じた時に解決する方法を聞いたところ、「睡眠」が78.6%と他の項目と比較して高い値となった。次いで「入浴」が42.5%、「食事」が30.0%となっている。
「睡眠不足」が疲れの原因となっている人が多いことからも、睡眠を求める声が大きくなっていることが理解できる。睡眠の量、質を改善するための対策が求められていそうだ。年代別では、「食事」と回答した20代の割合が、他年代と比べて10ポイント程高くなっている。
Q4. あなたが「疲れ」を感じた時、摂取しているものをお答えください。(複数回答)【n=1000】
「疲れ」を感じたときに摂取しているものを聞いた。「コーヒー・コーヒー系飲料」が28.6%と最も高く、「お菓子」24.9%、「ドリンク剤」21.1%、「ビタミン剤」20.3%と続く。60代以上は他年代と比較して「肉や魚類」「野菜・果物類」を取っている割合が高くなっている。
Q5. 疲れた際に摂取するとした場合、以下のイメージにあてはまるものをお答えください。(複数回答)【n=1000】
疲れた際に摂取するとした場合に、5つのイメージに当てはまるものをそれぞれ聞いた。その結果、「ビタミン剤」「ドリンク剤」「健康食品・サプリメント」が多くのイメージに当てはまると回答している。
「体に良さそう」というイメージについては「野菜ジュース」と「野菜・果物類」が、「即効性」というイメージについては「エナジードリンク」がそれぞれランクインする結果となった。
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、日常生活で疲れを感じることがある20歳以上の方を対象に実施
有効回答数:1000名(20代~60代以上の男女:各100名)
構成/ino