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2019.03.10

プロの靴磨き職人を志す若者が急増中!熱気が凄かった「靴磨き選手権大会2019」を密着取材

 最近、若い世代の男性を中心に靴磨きが妙に盛り上がっている。趣味として休日に時間をかけて磨くビジネスマンもいれば、プロの靴磨き職人に憧れ新卒で専門店に就職する若者も増えているという。

 今年2月、その靴磨きの腕を競う「靴磨き選手権大会2019」が銀座三越で開催されると聞いて、その熱い戦いを取材した。

名称が変更になったが靴磨きの大会は今年で2回目

靴磨きファンが押し寄せた日

 身だしなみとしての靴磨きが、サッカーや野球のように「趣味」として認知され広まりつつあるらしい。書店では靴磨きの本が並び、靴磨きのケア商品が売れており、昨年に制定された「靴磨きの日」記念イベントには多くの靴磨きファンが詰めかけたそう。

「本当だろうか?」と半信半疑で、選手権の会場となった銀座三越9階のテラスコートにたどり着いてみれば、始まる前から満席で立ち見もぎっしり! そのほとんどが20代から50代の男性たちで、ファッション誌から抜け出したように、靴はもちろんピカピカに磨かれており、おしゃれなジャケットを羽織ってビシッと決めている。

ロンドンで行われた靴磨きの世界大会で優勝した長谷川裕也さんが今大会のアドバイザーとして活躍

 さて、今回、出場するのは昨年10月に46名が参加し行われた予選会で、本選まで勝ち進んだアマチュア参加2名を含む12人のファイナリストたち。光沢感・全体のバランス・所作の3項目が審査され、主催者が用意するドレスシューズを制限時間20分以内で磨き、日本一を決定するという。

擦りすぎて指をやけど

 試合は4人づつ3回行われ、それぞれ一人づつ決勝戦に選出されるのだが、持ち込めるのはブラシ3本とクロス(布)のみ。提供された新品の靴の特性をチェックして、並べられたさまざまなメーカーの乳化性のクリームやワックスをそれぞれ選んでいく。

各自、使うクリームなどはこちらから選ぶ

「あ、それ使うんですね」「そうそう」とか話しているのだろうか

 試合が始まると、「オカジ、がんばれー!」と次々と声が飛ぶ。そのオカジこと、銀座三越の5階のシューシャインコーナーで靴磨きをしている岡嶋翔太さんは、息を吹きかけ乾燥させながら真剣に磨いているが、マイクを向けられると笑顔で「うちのお店にぜひいらしてください」とちゃっかりPRも忘れない。

ワイシャツ姿の選手が多い中、チェック柄のシャツで挑んだ岡嶋さん

 2名のアマチュアのうちひとり、藤岡輝寸さんは「予選から4か月間、練習しすぎて指をやけどしてしまいました。皮がむけ指の感覚も変わってしまって。アマチュアが本腰入れるとこんなことに」と苦笑しつつも、予選で切磋琢磨したライバルたちが教えてくれたそうで、「敵に塩を送るというか、靴磨きを教え合うコミュニティーがありがたいです」と語り、スポ根のような話に思わず涙腺がゆるむ。

アマチュアで出場の藤岡さん。もう指は大丈夫か?

 熱いのは選手だけではない。客席の靴磨きファンたちも、選手の技のひとつひとつに「おおお!」と歓声を上げ、メモをしたり、スマホでせっせと撮影している。もしかしたら、帰宅後、さっそくマネして練習してみるのかもしれない。

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