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情報疲れ、わがまま化、脱万人ウケ、企業に求められる7つの最新デザイントレンド

2019.03.18

アクセンチュア インタラクティブは、グループ会社で、英国に本社を置くデザインエージェンシー「フィヨルド」による世界の最新デザイントレンドのレポート「フィヨルド トレンド2019」を発表した。

情報疲れ、わがまま化などの消費者変化を反映した7つのトレンド

それによると、企業は目新しさなどを提供価値とするだけでなく、世の中全体に必要な価値をデザインすることがより求められるトレンドを予測している。全7つのトレンドのうち、主に日本市場に関係あるのは、(1)~(5)だということなのでそれらについて言及する。

(1)沈黙は金なり
(2)最後の藁?~地球の限界~
(3)データ・ミニマリズム
(4)縁石の先に
(5)包括性に潜む矛盾
(6)空間の探求
(7)合成現実

(1)は人々が情報の洪水に疲れ、「Google Wellbeing」に見られるような健康的な生き方に寄り添う製品の増加や、ケータイ「INFOBAR」に代表される最低限の機能のみのプロダクトの復刻、Appleに見られるような絞り込んだ練りに練ったメッセージによる究極に研ぎ澄ましたコミュニケーションが求められるトレンドのことだ。

(2)は、社会に与える影響で生活者がブランドを選ぶようになるというトレンドだ。マクドナルドやスターバックスのプラスチックストローの廃止のような環境への取り組みが加速し、Appleのように100%リサイクルアルミから新製品を製造するなどのリユースが進み製造の工程・あり方が変化する。また、Patagoniaが広告で新製品ばかり買わずタンスの中にある服を大事にしようと呼びかけたように、ブランドの社会的使命の表明と発信がより支持されるようになる。

(3)では、人々が企業による個人データの不正利用に不安を覚える中、人々は個人データをコントロールしつつ、自身の個人データを企業に共有することで利益を得られる資産という認識をもちつつあるトレンドを予測している。企業は、何の目的で何のデータを利用するか、予め許諾を求めるなど明言することが重要になるということだ。

(4)はシェアリングサービスやドローン配送など多数のモビリティサービスが誕生したことによる新たな都市づくりのトレンドを語ったものだ。「Citymapper」や「Whim」のように月額定額払いでタクシー、バス、電車の組み合わせで自由に移動できるサービスが普及すると、「将来、電車だけに頼っていた時代は大変だったと感じるだろう」(アクセンチュア インタラクティブ浦辺佳典プリンシパル・ディレクター)と予測する。また、無人移動店舗「Moby Mart」に見られるようにお店が生活者のいる場所に現れるなど小売りの在り方も変革する。「Continental Urban Mobility Experience」のようなラストワンマイルをロボット犬が届けるというサービスも登場している。「今後は駅前が有利だった住宅の在り方も変わる」(浦辺氏)。

(5)は年齢・性別・居住地・収入・ライフステージといった従来のセグメンテーションから、ライフスタイルやマインドセットを重視すべき時代が来るというトレンドだ。デモグラフィック調査からは生まれなかったバルミューダのトースターのヒット、黒人差別に抗議した元NFL選手をNIKEが起用した際の反対運動を越えた最高の株価達成などから見て、万人受けを狙うと誰にも届かない恐れがあると指摘する。

全トレンドの詳細はこちらで確認できる。
https://www.accenture.com/jp-ja/insights/digital/fjord-trends

取材・文/稲垣有紀

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