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2019.03.26

スマホ決済サービス大乱立時代に突入!日本のキャッシュレス化はどこまで進むのか?

キャッシュレス構想

何かと騒がしい日本の決済業界。今のこの状況をどう見るか、日本のキャッシュレス化はどう進むのか、3人の専門家に聞いてみた。

スマホ決済市場の拡大は中国の規制緩和がきっかけ

――そもそも、QRコードの決済が登場した背景は?

鈴木 2000年頃、クレジットカード会社がQRコードを決済に組み込む実証実験をしていました。中国で広まったのは、2013年の規制緩和で銀行以外も決済ビジネスに参入できるようになったから。インターネット企業が参入し、2014年後半から一気に広がりました。

――世界的に普及している?

松岡 東アジア、東南アジアくらいですかね。

綿谷 中国では更地に『Alipay』や『WeChat Pay』が一気に広がった感じです。

鈴木 日本はインバウンド対応で、ドラッグストアや家電量販店が『Alipay』や『WeChat Pay』を導入しました。日本でのサービスインは2016年の『Origami Pay』が最初でしたが、今が好機という意識があるようです。各企業が顧客基盤やインフラを活用して参入しています。

松岡 セルフ決済の『ローソンスマホペイ』の導入は、人手不足解消や人件費高騰を抑えるため。『ファミペイ』や『セブンペイ』も基本、狙いは同じです。

――FeliCaのほうがラクでは?

綿谷 地方は都市ほど電子マネーが普及していません。初期投資の少ないQR決済が店舗側としても導入しやすいと思います。

松岡 都市部でもQR決済が増えて混乱しているお店があります。不便に感じることもある。

綿谷 ローソンの店員さんは慣れているように思いますよ。

松岡 確かに、店員教育がしっかりしていますよね。

鈴木 スマホ決済は外国人にはハードルが高い。例えば日本人が『WeChat Pay』にチャージできる場所は限定的。日本のサービスも基本的に外国人には使えない。インバウンドのためにキャッシュレス化を進めているのにおかしなことです。

「スマホ決済で残るのは地域通貨系と流通系」

鈴木淳也さん【モバイル決済の達人】
モバイル決済ジャーナリスト 鈴木淳也さん

モバイル決済の第一人者として国内はもとより海外の決済事情にも詳しい。近著に『決済の黒船 Apple Pay』(日経BP刊)がある。

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