人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.03.10

野球やボクシングはサウスポーが有利?左利きにまつわる3つの誤解と3つの真実

 左利きは人口の12%ほどを占めるに過ぎないと言われているが、野球やボクシングといったスポーツの分野では珍しくない。それはやはり“サウスポー有利”だからであることが最新の研究で報告されている。

ボクシングでは54%の確率でサウスポーが勝利

 ボクシングの試合で右利きと左利きの選手が対戦した場合、例えばイギリスのブックメーカーでどちらに賭けたらよいのか? 選手の実力が同程度であればやはり、サウスポーに賭けたほうが良いことが最新の研究で示されている。

 英・マンチェスター大学の研究チームが2019年2月に「BioRxiv」で発表した研究では、格闘技においては左利きが有利であるいう「ファイター仮説(fighter hypothesis)」を検証すべく、1万人以上のボクサーと武道家のデータを分析している。

 分析は「ファイター仮説」をサポートする結果となった。試合で右利きの選手と左利きの選手が対戦した場合、54%の確率で左利きの選手が勝利していることが導き出されたのだ。ボクシングをはじめとする格闘技において、数字のうえからも左利きが有利であることが判明したのである。

Tech Explorist」より

 ボクシングの試合におけるサウスポーのアドバンテージの1つに“サプライズ効果(surprise effect)”がある。右利きの多くの選手がサウスポーにあまり慣れていないのに対して、サウスポーの選手は普段から右利きの選手を相手にしている。この経験の差が、右利き選手にとって、時にはサプライズとなる予測が難しい攻撃に晒される要因となっているのだ。

 そしてこうした“サウスポー有利”の背景もあり、実際にボクシング界には左利きが多いことも明らかになっている。一般男性の左利きは12.6%であるのに対し、ボクシング界では左利きが17.3%にまで増えている。また女子選手においても、一般女性の左利きが9.9%であるのに対し、女子ボクサーの12.6%がサウスポーであった。

 研究チームによれば、ボクシングにおいてサウスポーと対戦することはまったく異なる格闘技体験になるということだ。つまり選手はサウスポー対策を一から準備しなくてはならないのである。そしてさらに対応が難しいのは試合中に“スイッチ”してくる両手利きのボクサーであるという。

 日常生活において何かと不便な思いをする左利きだが、その“意外性”が格闘技などにおいて有利に働いていることは間違いなさそうだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年3月15日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「超望遠8倍スマホズームレンズ」! 特集は「春の新製品ベストバイ」「超進化形スーツ」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。