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バーコードとどう違う?曲がっていても読み取れる2次元コード「フルスキャンコード」

2019.02.28

フルスキャンコードが物流改革にもたらす可能性

昨今、ネット通販の増加や労働現場の人手不足、働き方改革による業務効率化が求められており、物流分野での改革が進められている。
では、フルスキャンコードは物流改革に対してどのような貢献が期待できるのだろうか。

「フルスキャンコードは、物流改革が叫ばれるなかで開発しました。市場の課題解決を思考し、『「個体管理」の作業実行』『作業効率やスマートな運用による作業環境改善』をテーマに利用展開を図っています。

物流・流通においては、長い間、管理工程に一次元バーコードを用いた総量管理が行われてきました。商品の細分化など、さらに高度な管理が求められるようになった現在は、個体管理が必要になり、一次元バーコードによる管理は限界なのではと感じています。

また、管理工数が増えると人員も必要となります。今後、少子化によって人の確保がさらに難しくなり、足りない人手を確保するためオペレーターの高齢化も進むと考えられます。そのため、人手をかけずに管理することと、人に負担をかけない運用方法を考えることが、作業環境改善になると考えています。
フルスキャンコードを活用すれば、複数の物品を一括管理することによる作業時間の削減や、棚卸作業を立ったり座ったりせず立ち姿勢のまま行えることによる人間への負担軽減などが実現できます。そうしたことが、物流改革につながると考えています」

フルスキャンコードの活用事例

実際、フルスキャンコードを活用している企業もあるという。2社の事例を見ていこう。

●株式会社LIXIL

従来はバーコードを用い、読み取ったデータをデータベースと照合して管理していた棚卸し業務を、フルスキャンコードに変更。コードにデバイスをかざすだけになり、業務負荷が約80%削減された。こうした改善効果と、追加のイニシャル費用が発生しないなどのメリットが評価され、(一社)日本自動認識システム協会が主催する「第19回自動認識システム大賞」に入選。

●サンネット物流株式会社

コードを印刷した荷札を製品に貼付し、スマートデバイスをかざすだけで入出庫管理ができる機能が、サンネットのネットワーク物流システム「S-EyeS Plus」の一部として取引先企業に提供されている。検品担当者は、画面に表示されるマークの色により、製品の判断や個数チェックが簡単に行える。この「画面による合否判断」は、RFIDでは実現が難しいため、正確性を要する業務に適する。

コード技術はあらゆるシーンで活用されているが、特に物流現場では有用な可能性を秘めている。今後、さらに“人に優しい”新しいコードが開発されていくだろう。

【取材協力】
共同印刷株式会社
トータルソリューションオフィス 担当課長
齋藤 智仁さん
1997年入社。DTP系業務に従事。InDesign ver.1の導入に携わり、『少年ジャンプ』『家庭画報』などをInDesign化。Creative Suite検証・導入設計および教科書・カタログの組版設計を行い、DTP業務の効率化を推進。フルスキャンコードをはじめ、電子書籍・カタログコンテンツ制作などIT技術を生かした運用設計業務を担っている。
http://www.kyodoprinting.co.jp/products/it-communication/system/fullscancode.html

取材・文/石原亜香利

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