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話題の新型「ルンバ」は創業者コリン・アングルCEOが夢見たロボット掃除機の理想形

2019.02.21

家庭用ロボット掃除機の市場を牽引している、アイロボット『ルンバ』の最新モデルが発表された。

大きな特徴のひとつが、900シリーズに投入されていた「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーションシステム」が〝3.0〟にバージョンアップ。

「Imprintスマートマッピング」という新機能によって部屋の間取りを記憶するとともに、掃除をするたびに学習を重ね、日増しに清掃の効率化を図る。

もうひとつが、ルンバ本体のダスト容器に溜まったゴミを、充電ベースを兼ねた「クリーンベース」が自動的に吸引。ルンバ本体のゴミを処理する手間はほぼ解消された。

新しい『ルンバ』は創始者コリン・アングル氏が夢見た、理想のロボット掃除機

アイロボットルンバi7ルンバi7+01

発表会にはアイロボット社のCEOコリン・アングル氏が登壇。「Imprintスマートマッピング」と「クリーンベース」を採用する今回の『ルンバ』は、アングル氏が最初の『ルンバ』を世に送り出した2002年当時から夢見てきたものだとか。

「新しい『ルンバ』は、Imprintスマートマッピングによって自宅のマップ=間取りを覚えてくれます。2、3回の掃除で、どんな部屋が存在するのかを80%くらいは理解できるのです。もちろん完璧とはいかないのでユーザーの調整が必要ですが、一度マップが完成すれば指定した部屋を掃除できるようになります。汚れやすいキッチンは毎日、残りは週に数回……という感じで、掃除のスケジュールを自由に組めるのです」(アングル氏)。

掃除を重ねるたびに学習し、最も効率のいい掃除ルートを導き出す

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ただ単に間取りを覚えるだけではない。

「間取りを記憶した上で、より効率のいい掃除パターンを学習します。1回目の清掃は、間取りの探索を兼ねて部屋の一部ずつを掃除して回る非効率なものです。しかし、一度マッピングが済めば、ひと部屋ずつ完全にきれいにしていき、時間とエネルギーを節約するようになりました。しかも『ルンバ』は常時接続している〝コネクティングデバイス〟。今後、新しく開発したインテリジェンスな機能をダウンロードして追加できるようになっています。掃除をするほど賢くなり、みなさんとともに成長していけるのです」(アングル氏)。

『ルンバ』本体のゴミ捨てが不要な自動ゴミ収集機「クリーンベース」

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一方、クリーンベースでは、ルンバ本体に備わるダスト容器のゴミを30杯分まで収集できる。

「これにより、ルンバに触れる必要は全くなくなりました。しかも、クリーンベースの紙パックは、フィルター内のゴミをしっかりと密封してくれるので、ゴミが舞い上がりません。ルンバのことを考える必要がなく、毎日きれいに掃除された自宅に帰ってこられるようになります。掃除に対する考え方自体を大きく変えるのです」(アングル氏)。

賢く掃除できるのは、CPU性能が約30倍にアップしたから

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こうした進化を実現できた要因のひとつが、CPU性能のアップ。日本法人のプロダクト担当、山内洋 氏によれば、従来の上位機「900」シリーズに比べて、処理能力が30倍に向上しているとか。

「1秒間に命令を実行できる数値=MIPSを挙げると、600シリーズは3200万回、900シリーズで2億9300万回で、最新モデルは98億8000万回にも及びます。そんなプロセッサーパワーを活用することで、部屋ごとの特徴を踏まえた上で、最適なパターンで掃除できるわけです」(山内氏)。

なお、マップは最大10フロアまで登録でき、2階建の住宅であれば、各部屋を独立して判断し、マップを完成させる。

指定した部屋に真っしぐら! 新型『ルンバ』の画期的な掃除スタイル

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発表会で披露された「Imprintスマートマッピング」の実演。間取りを学習した『ルンバi7+』は、例えば子供部屋のみを掃除する場合、「クリーンベース」から出発して最適なルートを通って子供部屋へ。シーツの垂れ下がるベッドの下まで潜り込んできれいにしていた。

「クリーンベース」に戻るだけで『ルンバ』本体のゴミが空になる

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同じく発表会で明らかにされた「クリーンベース」の内部構造。『ルンバ』本体のダスト容器に溜まったゴミは、強力な吸引によって「クリーンベース」の紙パック内へと自動的に移る。

『ルンバ』によってロボット掃除機の普及が進む日本市場

アイロボットルンバi7ルンバi7+07

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発表会の冒頭では、アイロボットジャパン合同会社の代表執行役員社長・挽野元 氏も登壇。2018年におけるルンバシリーズが、全世界の年間売り上げで10億ドルを突破し、累計で2500万台を記録したことを報告した。

日本に関しても好調で、過去最高の売り上げを更新し、対前年比で25%のアップ。累計で300万台を超えたとか。好調な売り上げは、昨年10月に投入された5万円を下回る『ルンバe5』が拍車をかけ、日本におけるロボット掃除機の普及率は、たったの3ヶ月で4.5%から4.9%へと向上している。

今回発表された新モデルで、アイロボット社が掲げる「1家に1台」の実現を加速したい考えだ。

エントリーモデルは2万9880円から買える!『ルンバ』シリーズの新しいラインアップ構成

アイロボットルンバi7ルンバi7+08

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すでに予約受付中の最新モデルは『ルンバi7』と『ルンバi7+』の2モデル。「Imprintスマートマッピング」は両モデルが搭載し「クリーンベース」が付属するのは『ルンバi7+』のみ。

『ルンバi7』は2月22日発売で9万9800円、『ルンバi7+』は3月8日発売で12万9880円。なお、2モデルの投入によって、主力機の『ルンバ960』は6万9880円、エントリーモデル『ルンバ643』は2万9880円に改定された。

これに『ルンバe5』を加えた5モデル展開(値段はアイロボット公式オンラインストアの税抜き価格)。

関連情報:https://www.irobot-jp.com/product/i7/index.html

文/田尻 健二郎

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