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2019.02.24

本当にお得?データ通信は不可で音声通話ができるIIJmioの月額920円SIMカード

■連載/石野純也のガチレビュー

 IIJmioが、ケータイに特化した音声通話専用のSIMカードを発売した。データ通信はできないが、料金は月額920円。ここに通話したぶんだけの通話料がかかる仕組みだ。通常、データ通信は利用できないが、IIJのWebでチャージすることで容量を追加することはできる。いざというときにはデータ通信も利用できるというわけだ。

 SIMカードはドコモ回線を使うタイプDと、au回線を使うタイプAの2種類。音声通話については、IIJが用意する中継電話サービスの「みおふぉん」を利用でき、通話料を半額程度に下げることが可能だ。確かに維持費は安いが、実際の使い勝手はどうか。このSIMカードを音声に特化したシンプル端末の「NichePhone-S 4G」とスマートフォンそれぞれに入れ、試してみた。

IIJmioは、音声通話に特化したケータイプランを発売

料金体系はシンプルで、使ったぶんだけ料金を払う

 音声通話に特化したケータイプランは、シンプルな料金が特徴。先に挙げたように、月額料金は920円で、通話するごとに30秒20円の料金がかかる。通話料は大手キャリアと同じだが、これはデータ通信と違い、音声通話が卸料金として1回いくらという形でMVNOに請求されるためだ。節約するには、中継電話サービスのみおふぉんダイアルを利用する必要がある。

 みおふぉんダイアルを使うと、料金は30秒10円に下がるため、長時間通話する人は必ず利用しておくようにしたい。みおふぉんダイアルには、通話定額サービスも用意されている。3分間の通話定額が月額600円、10分間の通話定額は830円だ。基本料と合算すると、前者が1520円、後者が1750円になる。

料金は月額920円。音声通話をすると、30秒20円の通話料がかかる

みおふぉんダイアルを利用すると、料金は30秒10円まで下がる。定額サービスも用意

 安価に見えるが、通話定額を提供するドコモは、非スマートフォンの場合、カケホーダイライトを1200円で提供しており、パケットパックなどをつけずに単体で契約できる。こちらは5分間の通話が無料。料金的には逆転してしまっている。もちろん、IIJmioのケータイプランのように気軽にデータ通信の容量を追加したりはできず、ドコモの1200円は2年契約後の値段で一概には比較できない。スマホに非対応のため、厳密には利用シーンが異なる点は念頭に置いておきたい。

カケホーダイライト(ケータイ)は1200円で、パケットパックも不要なため、通話だけならこちらの方が安くつくことも

 こうした点を考えると、IIJmioのケータイプランは、自らは積極的に通話しない、待受けが多い人向けの料金体系といえそうだ。母数は多くないかもしれないが、普段は920円でSIMカードを維持しておき、必要なときだけデータ通信量をチャージするという人にもよさそうだ。あまり自分からは電話をかけない親や、子どもに渡したり、海外に赴任をしている人が、日本用の回線を残したいというときなどに役立つだろう。

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