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2019.02.25

30年前「トランタン」と呼ばれブイブイ言わせていたアラサー世代

 【トランタン】いよいよ平成が終わろうとしています。30年は長かったような短かったような。平成の頭はどんな時代だったかを忘れてしまった人も多いのではないでしょうか。というわけで、平成元年〜平成3年ぐらいを「DIME」のバックナンバーで振り返ってみます。

(平成2年7月5日号より)

 かつて、30歳は「三十路(みそじ)」と呼ばれていました。オジサン・オバサンになっちゃったね、という残念なイメージで使われることが多かったんじゃないでしょうか。今は、そのあたりの年齢を「アラサー」と言ったりしますが、三十路よりははるかにポジティブなイメージです。

 そして今から約30年前、30歳前後の世代は、「トランタン」と名付けられていました。フランス語ですね(30ans)。25歳をターゲットにした「25ans(ヴァンサンカン)」という女性誌がありますが、そのお姉さん、いわゆる団塊の世代(当時40代)の10歳下の世代です。今、還暦(60歳)を迎えた人が、この当時のトランタンです。

 芸能人で言うと、浅野ゆう子(29歳)、山田邦子(30歳)、清水ミチコ(30歳)、小宮悦子(30歳)、山田詠美(31歳)など(年齢は当時)。女は強気で行ってなんぼ、ブイブイ言わしてたイメージです。

 記事によると、<トランタンは、マーケットサイズは小さいものの消費のリーダーとして欧米でも注目されている><お金もあり、いきいきとした生活をおくるこのゾーンは20歳代のトレンドリーダー>とのこと。

 その消費動向は、「わがまま」で「多様化」していると分析されています。ショッピングも、マルイから伊勢丹や銀座へと移るのがこの世代。ただ、お金は持っているが(当時バブルだし)、20歳代のように雑誌などで煽っても簡単にはモノを買ってくれない世代でもあるとか。

<消費においても、量から質への転換期を迎え、“たくさん”売るから“いいもの”を売っていく時代になってきた。そのなかで、情報収集力、商品を見定める眼、そしてクチコミを中心とした独自のネットワークをもった>

 単純な物欲よりも事や知識を重視する、自分に投資する傾向があるというトランタン。「お金がある」以外は、今のアラサー世代にも通じるのではないでしょうか。今のアラサーのちょうど親世代に当たりますし、当然と言えば当然なのかもしれません。

文/小口覺(『ちょいバカ戦略』発売中)

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