
オイルヒーターは、オイルを電気により暖め循環させることで放熱させる暖房器具。火を使わないため、石油ストーブなどに比べ安全に使用できる点が人気の理由だ。小さな子供がいる家庭・ペットのいる家庭では、オイルヒーターを選ぶ方も多い。
オイルヒーターには、「空気が乾燥しにくい」「空気を汚さない」「燃料補充が不要」といったメリットもある一方で、「電気代がかかる」というデメリットもある。 そこで本記事では、数あるオイルヒーターの中でも、特に省エネ性能に特化したおすすめオイルヒーターを紹介する。これからオイルヒーターの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。
【目次】
デロンギのおすすめオイルヒーター
デロンギはイタリアの上場企業で、オイルヒーターの有名メーカー。日本でもデロンギのオイルヒーターは人気が高い。ここでは、デロンギの商品の中からおすすめのオイルヒーターを3つ紹介する。
デロンギ ユニカルド オイルヒーター RHJ65L0915
ユニカルドは、安全設計にこだわったオイルヒーター。子供の誤操作を防ぐ「チャイルドロック機能」に加え、表面の平均温度が60℃に保ち火傷をしにくい設計になっているので、小さい子供がいる家庭でも安心して使用できる。
別売りのトップハンガーを使用すれば、衣類の暖めにも利用可能。「ECO運転モード」を使えば、最適な電力レベルを自動で調整してくれるため、暖めすぎによる無駄を省けるのも魅力。
出典 公式サイト|デロンギ ユニカルド オイルヒーター RHJ65L0915
デロンギ オイルヒーター H770812EFSN-GY
H770812EFSN-GYは、お手頃価格のオイルヒーター。キャスター付き・折り畳み式なので、移動・収納がしやすい点も魅力だ。
石油ストーブのように燃料を補充する手間がなく、部屋全体をゆっくりと暖めてくれる。15分刻みで電源のON/OFFを設定できるため、寝る前や起床時に活用でき、電気代の節約にもなる。一人暮らしの方にも、おすすめしたいオイルヒーター。
出典 公式サイト|デロンギ オイルヒーター H770812EFSN-GY
デロンギ ベルカルドオイルヒーター RHJ75V0915-GY
ベルカルドは、10~13畳用の新オイルヒーター。デロンギだけ先進技術「幅広X字型フィン」を採用することで、表面を60℃に保ち触れても火傷しにくい設計になっている。
デザイン性にもこだわり、使用しない時には収納式ホルダーでのコードしまうことも可能。もちろん、「ECO運転モード」「24時間タイマー」「チャイルドロック機能」も搭載されている。家族が多い家庭におすすめ。
出典 公式サイト|デロンギ ベルカルドオイルヒーター RHJ75V0915-GY
山善のおすすめオイルヒーター
シンプルな性能と価格の安さが人気の山善(YAMAZEN)でも、オイルヒーターを取り扱っている。商品の価格は安いものの、性能は他の製品に引けを取らず、省エネ性能に優れたオイルヒーターもある。ここでは、山善のおすすめオイルヒーターを紹介する。
山善 オイルヒーター DO-TL124
山善のオイルヒーターDO-TL124は、「サーモスタット機能」搭載のオイルヒーター。同機能は、室内温度を検知し設定温度以上になると自動で運転を停止する。温度が下がると運転を再開するため、無駄な電力を使わない省エネ設計だ。
タイマー機能を使えば、帰宅時間に合わせて部屋を暖めておくことも可能。パワーの切り替えは、1200/700/500Wの3段階。温度調節は5段階で設定できる。
出典 公式サイト|山善 オイルヒーター DO-TL124
山善 オイルヒーター DO-L122
DO-L122は、シンプルな機能と価格の安さがウリのオイルヒーター。シンプルな機能とはいえ、タイマー・温度を自動で調整できるサーモスタット機能・転倒OFFスイッチなど、最低限の機能はしっかりと搭載されている。
パワーの切り替えは3段階。シンプルな機能性のオイルヒーターを探している方におすすめの商品。電気代の目安は、1時間あたり約32円(1200W時)・約19円(700W時)・約14円(500W時)ほど。
出典 公式サイト|山善 オイルヒーター DO-L122
ユーレックスのおすすめオイルヒーター
国産メーカーであるユーレックスのオイルヒーターも、購入前にはチェックしておきたい。国産メーカならではのこだわりが詰まっており、アフターサービスも充実している。ここでは、ユーレックスのおすすめオイルヒーターを紹介する。
ユーレックス LFX12EH
ユーレックスのLFX12EHは、最大10畳まで対応の大型オイルヒーター。同シリーズのLFX11EHよりも放熱面積が広く、部屋全体が暖まるまでの時間が早いのが特徴。加えて、蓄熱量が大きくオイルも冷めにくい。
ユーレックスの特許技術「マイタイマー」機能では、1時間ごとに温度設定が可能。起床時間の朝7時には18℃、その後は18時までOFFで、24時までは20℃といった具合に、生活リズムに合わせて、細かく温度調整・電源のON/OFFができる。使う時間を上手に設定すれば、省エネ効果も高くなる。
出典 公式サイト|ユーレックス LFX12EH
ユーレックス LF8BS
ユーレックスのLF8BSは、コンパクトサイズのオイルヒーター。最大8畳までの広さに対応している。ボタン一つで省エネ運転ができ、設定温度よりも1℃低い温度で自動的に消費電力を調整してくれる。
高感度の「室温センサー」が内蔵されており、希望の室温を14?26℃(2℃ごと)で設定できる。室温の変化に応じで、ヒーターモードを自動で切り替えるため、常に快適な室温が保たれる。
出典 公式サイト|ユーレックス LF8BS
※当記事に掲載している価格等の商品情報は、記事公開時のものとなります。
文/oki