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2019.02.17

1万円台でも大丈夫?フランスメーカーWikoの小粋なスマホ「Tommy 3 Plus」の実力検証

■連載/石野純也のガチレビュー

 フランスのスマホメーカーとして日本に参入したWikoだが、約1年ほど、新機種の投入は見送られていた。コストパフォーマンスやフランスならではのデザイン性を武器にしたWikoだが、現時点では、大きなシェアを獲得するには至っていない。そんな同社が、久々に投入する新モデルが「Tommy 3 Plus」だ。

 同モデルは、エントリー向けという位置づけで、スペックは低いが、価格を1万円台半ばに抑えている。大手キャリアとは異なり、MVNOでは端末購入補助がつかないか、ついても少額なため、ミドルレンジクラスの端末が売れ筋になる傾向はあるものの、それでも主流派3万円前後。1万円台半ばという価格設定は、“安い”といえる。

 とはいえ、「安物買いの銭失い」ということわざが示しているように、単に安ければいいというわけではない。重要なのはコストパフォーマンスだ。では、Tommy 3 Plusはどうか。実機を使ってその実力を検証した。

1万5000円前後と格安で販売されるWikoの「Tommy 3 Plus」

安っぽくはないが、やや懐かしさも感じる仕様

 1万円台半ばというと、素材にもあまり凝ることができず、安っぽさが全面に出てしまいがちだと思われるかもしれないが、Tommy 3 Plusはその点をうまくカバーしている。確かに、上位モデルのように金属やガラスといった高級感のある素材は使えていないが、やや光沢のある塗装の質感がよく、悪い意味でのチープさはない。

背面は樹脂だが、塗装がしっかりしているのか、あまり安っぽさはない

 これは、ディスプレイが18:9と縦長になっていることも大きいだろう。前から見たときの印象が、“今っぽい”スマートフォンであることは重要だ。これが16:9に近いと、とたんに古く感じてしまうから不思議なものだ。1万円ながら、縦長ディスプレイのトレンドをしっかり満たしている点は評価できる。

 ただし、ディスプレイ周りのベゼルは、どうしても太く見える。狭額縁にしようとがんばっているのは分かる一方で、上下のスペースはやはり目立つ。特に、有機ELディスプレイを搭載した端末と比較してしまうと、その違いは顕著だ。デザインだけではカバーしきれない部分といえるだろう。

有機ELモデルと比べるとベゼルはやや太く、ディスプレイが背面に乗っかったようなデザインは、どこか懐かしさも

 また、全体的に、3万円前後のミドルレンジモデルと比べると、質感は劣ってくる。価格帯が違う端末と直接比較するのはナンセンスだが、背面カバーやバッテリーと取り外せる仕様も、どこか懐かしい印象だ。ぱっと見では分からないものの、ディスプレイの額縁と背面に段差があり、これも最近のスマホでは少々珍しい。1万円台半ばには見えないものの、3万円前後のミドルレンジモデルよりは安いことがわかるレベルといえる。

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