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AI×ロボット緊急対談第2弾!古田貴之×堀江貴文・第5回「AI時代にビジネスを進めるのに大切な資質」

2019.02.24

強いハートを持ち続けることが大切

堀江:あとは外部に何と言われようとも、好きなことをやり続けることとか、自分の信念を貫き通す意志とかも、優秀な人材であるかどうかの重要なポイントですよね。

古田:そうそう。あと僕は今のマスコミと、それに扇動される人たちに少し危機感を覚えています。右へ倣えとばかりに、世の中の画一的な価値判断に左右される人が多すぎる気がしていて。とくに僕らの世界に対しては、ほとんどの人は専門知識がないので、マスコミの論調に簡単に乗っかってしまう。僕たちは大丈夫なんですけど、先進的な仕事や研究をしていても、そういう人たちの批判に耐えられず、やめてしまう人が多い気がしているんです。

堀江:僕は日頃からそういう人たちの批判に晒されているんで、よくわかるんですが、彼らは実は画一的ではないんですよ。例えば、「#MeToo運動」ってあったじゃないですか。

古田:ありましたね。

堀江:発端になったセクハラ問題って、往々にして加害者は有名人で、被害者は一般人という図式ですけど、マスメディア全盛の時代であれば被害者の声は世間に届かない。でも今はSNS全盛の時代で、被害者が無名かつ少数でも、がんばって発信すれば世間を巻き込んで「炎上」させることができるんです。

古田:堀江さんもよく炎上してますよね(笑)

堀江:僕に絡んで炎上させてる人なんて本当にごくごく少数で、全体から見たら1%未満でしょう。だけど、彼らの声が「実体」より大きくなって世の中に伝わって、炎上する。ノイジーマイノリティとサイレントマジョリティって言葉がありますが、炎上させているのは少数派のノイジーマイノリティで、ほとんど多数派は何も言わずに黙っているだけなんですよね。

古田:彼らには声をあげるインセンティブがないですからね。でも黙っているとノイジーマイノリティが作った論調に、大勢が右へ倣えで賛同しているかのようにますます見えてしまう。

堀江:当事者である僕たちにできることは、結局、声を大きくするしかない。ツイッターでいえば、フォロワー1万より、100万の方が声が大きい。そういう影響力の大きさを、個人で高めていくしかないと思っています。

 あと人と違う何かを続ける上で大切なことは、ハートを強く持つことでしょう(笑)。例えば、歴代の東京都知事を比べたとき、石原(慎太郎)さん、小池(百合子)さんが長く続いていて、猪瀬(直樹)さん、舛添(要一)さんが短命で終わったのは、マスコミやネット上で大バッシングされたときの心の持ち方の違いでしょう。

石原さん、小池さんは何を言われてもあまり気にしなかった(笑)。強いハートを持ち、ずっと居座り続けて、乗り切ってしまったという……。でも、これはリーダーだったり、何かを切り拓こうとしたりする人に、欠かせない資質だと思います。

古田:技術者も同じです。世間が想像するものの、さらに上のレベルまで到達しないと、人の心は動かせない。でも、そこに行くまでには、技術的な話もそうですが、お金の面とか、外野からいろいろ言われて大変なこともある。そういうすべてのハードルを乗り切った人だけが、世間があっと驚く「ものごと」を生み出せるんだと思います。

(おわり)

成功するには「折れない心」も必要だと説く二人

(プロフィール)
古田貴之(Takayuki Furuta)
1968年、東京都生まれ。97年、青山学院大学の助手時代に小型二足歩行ロボット「Mk.」シリーズを開発。2001年、科学技術振興機構のグループリーダーとしてヒト型ロボット「morph」シリーズ開発。03年、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)設立に伴い、同センター所長に就任。産学連携にこだわった企画・開発に挑み続ける。

堀江貴文(Takafumi Horie)
1972年、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。ライブドア元代表取締役CEO。現在は、ロケットエンジン開発やさまざまな事業のプロデュースなど多岐にわたって活動する。最新刊は、AIやロボット開発の最先端現場を取材してまとめた『僕たちはもう働かなくていい』。

■関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/pr/mo_hatarakanai/

「僕たちはもう働かなくてもいい」(著・堀江貴文/小学館新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07N74P6NT/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

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