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AI×ロボット緊急対談第2弾!古田貴之×堀江貴文・第3回「人の生きがいはテクノロジーの力で増す」

2019.02.22

人間の移動手段を拡張するツール

堀江:まあ、そうなってきますよね。僕も起業したときは、寝る時間以外はずっと仕事してましたけど、楽しくて楽しくて仕方なかった。モチベーションがあるから、労働させられているという感覚がまったくなかった。

古田:だから、今、社会にとっていちばんそこが大事なポイントで、僕はAIやロボットがその仕組みを支えられる世の中になればいいと思って、研究に取り組んでいます。

堀江:とくに日本は世界でもトップクラスの高齢者の国。身体の衰えによって外出することに億劫になっている高齢者が、AIロボットやパーソナルモビリティの助けによって、行動のモチベーションが高まるようになってくると、人生100年時代だろうと、それ以上の超高齢化社会だろうと、必ずしも悲観的な話ばかりじゃないですよね。

古田:そう思います。僕たちはCanguRoの前に、もう少し簡単な仕組みの「ILY-A」というパーソナルモビリティを作りました。これは利用者のシーンに応じて、四つのスタイルに変形するんですが、カートモードだったり、手押し車のようなモードだったり、高齢者の利用シーンは意識しました。

堀江:ああ、それにも試乗させてもらいましたけど、CanguRoに比べると、操作性がシンプルで、これなら高齢者でも簡単に乗りこなせるだろうなと感じました。

古田:高齢化社会というのも「その先」が大事だと思うんです。単に、医療費や介護費の高騰問題を解決することだけで終わらせてはいけない。それでは何の問題解決にもならない。大事なことは、高齢者を経済や文化活動の主役にできるかどうかですよ。僕たちは、高齢者が世の中を引っ張っていって、社会を元気にする姿まで思い描かなければならない。

堀江:そのためにも、AIやロボット、パーソナルモビリティの力を借りて、身体能力を拡張するのが当たり前の世の中であってもいい。

古田:おっしゃるとおり。パーソナルモビリティはまさに人間の歩いたり、走ったりする移動能力を拡張させるツールなんです。テクノロジーの力によって、人のワクワク感が増すことは間違いないと思います。
(2月23日公開予定の第4回に続く)

「ILY-A」は高齢者の利用シーンも意識してつくられたという

(プロフィール)
古田貴之(Takayuki Furuta)
1968年、東京都生まれ。97年、青山学院大学の助手時代に小型二足歩行ロボット「Mk.」シリーズを開発。2001年、科学技術振興機構のグループリーダーとしてヒト型ロボット「morph」シリーズ開発。03年、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)設立に伴い、同センター所長に就任。産学連携にこだわった企画・開発に挑み続ける。

堀江貴文(Takafumi Horie)
1972年、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。ライブドア元代表取締役CEO。現在は、ロケットエンジン開発やさまざまな事業のプロデュースなど多岐にわたって活動する。最新刊は、AIやロボット開発の最先端現場を取材してまとめた『僕たちはもう働かなくていい』。

■関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/pr/mo_hatarakanai/

「僕たちはもう働かなくてもいい」(著・堀江貴文/小学館新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07N74P6NT/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

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