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2019.02.22

AI×ロボット緊急対談第2弾!古田貴之×堀江貴文・第3回「人の生きがいはテクノロジーの力で増す」

【第2弾第3回】最先端テクノロジーに詳しい堀江貴文氏が、世界的な研究者たちと「AI時代」の生き方や働き方について考える連載シリーズ。第2弾の今回は、気鋭のロボットクリエイターとして、世界の注目を集める古田貴之・千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長との対談を5回にわたってお届けする。

前回は、「ものづくり」ではなく、「ものごとづくり」の重要性について意見を交わしたが、この考え方は高齢化社会を迎える日本にこそ大切だという。第3回は、人生100年時代が楽しくなるテクノロジーとの向き合い方を議論する。

人間は「心と身体と社会」からできている

堀江:パーソナルモビリティだけではなく、今後、「人」と「AI&ロボット」が共生する世界を思い描くとき、人がその世界からワクワク感が得られるかがポイントですよね。

古田:そう思います。これは僕の持論なんですが、人間というのは「心」と「身体」と「社会」からできていて、この三つは密接にリンクしていると思っています。身体が元気でも心が疲弊していたら動けないし、逆に心が元気でも身体に元気がないと動けない。ちなみに、心と身体の両方の元気がなくても、友人が多かったり社会とのつながりが強かったりすれば、何とかなることが多いんです。

いかにして、「心」「身体」「社会」の三つの強度を高めながら、それらの良いサイクルをつくっていくか、ということに僕は興味があって、その手助けをするためにロボットを作っていると言っても過言ではありません。

堀江:ああ、最近、同じ考え方をまったく違うジャンルの研究者から聞きましたね。その方は予防医療が専門なんですが、「心」と「身体」と「社会」はリンクしていると話していました。例えば、心臓病のリスクの半分以上は、身体より精神的なものに起因しているそうです。医学の世界でも、精神面が身体に与える影響を研究する動きが大きくなっているみたいです。

古田:家に閉じこもっていると、人間の脳みそって情報処理装置だからボケてくるんです。だから、脳に社会参画させて、活性化させないといけない。

堀江:僕は、パーソナルモビリティは高齢者の需要も多いと考えていますが、その理由として面白い研究結果があるんです。65歳以上の人を対象にした研究で、社会的地位が高い人のほうが低い人より平均寿命が約7年長いという統計が出ているそうなんです。65歳以上の社会的地位が高いって、どういうことだと思います?

古田:うーん、まだまだ会社勤めしてるとか、社会参画してるとか?

堀江:それもあるんですが、もっと身近な組織の役職レベルが多いんだそうです。例えば、マンションの管理組合長とか町内会の会長とか。

古田:そこですか? あ、なるほど、他人に求められてるから?

堀江:そこもありますが、それ以上に「適度にストレスを受けている」って要因が大きいんだそうです。地位が高い人って否応なしに組織と関わらないといけないので、普段は付き合わないような人たちと強制的にコミュニケーションをとらないといけない。地域の偏屈なオヤジとも絡まざるを得ないんです。

そういった環境ではどうしてもストレスが溜まる。でも、そうやってストレスが溜まっている人のほうが、平均寿命が長い傾向がある。つまり身体の充足には、ある程度、心に負荷がかかっていたほうが良いってことなんです。

古田:なるほど。仕事って、モチベーションが重要ですもんね。これで世の中を変えてやろうという「志」がね。だから、例えば、平日9時~17時まで、決められたことをしっかりこなすだけという仕事は、絶対にモチベーションが上がらないんで、まさにAIやロボットに任せるべきことだと思いますよ。

高齢化社会の問題解決にはテクノロジーの力が必要だと二人は語る

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