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AI×ロボット緊急対談第2弾!古田貴之×堀江貴文・第2回「僕たちの仕事はものごとづくりであるべきだ!」

2019.02.21

「ものづくり」より、「ものごとづくり」

堀江:そこは大事なポイントですよね。

古田:極論を言えば、どんなに凄いモビリティを作っても、だれも乗りたいと思わなければ無意味じゃないですか。「これに乗りたい」「これでどっかに行きたい」と思ってもらえることが、何より大事だと思うんです。だから、早く「その先」を競い合う世界にしないといけないんです。

堀江:ですよね。ただの乗り物ではなく、パートナーロボットとして広く普及させるためには、機能性だけでなく、使うときの「楽しさ」がないと難しいですよね。この機械と出かければ、何だかワクワクして楽しいという感覚をユーザーにどう感じさせるか。技術的な面よりも、むしろそこが勝負のポイントだと僕も思います。

古田:僕らの世界では、「ものづくりより、ものごとづくり」とよく言うんですが、やはり「ものづくり」ばかりやっていてはダメで、「ものごとづくり」を目指さないといけない。『iPhone』のようなハードウェアは、技術的には日本企業でも「ものづくり」できたかもしれないけど、あれはネーミングやOSなどもっと広い部分まで含めた革新的な「ものごとづくり」だった。そこまでできる日本のメーカーは当時いなかったわけです。

堀江:『iPod』が出てきたときに、ソニーはウォークマンを出していました。ある程度ヒットはしていたのかもしれないけど、アップルのような時代に残るムーヴメントは生み出せなかったわけですよね。

古田:そのとおりです。ハードウェアの性能としては大きな差異はないのに、世に出たあとに歴然とした差がついてしまった。これは「ものづくり」と「ものごとづくり」の違いだったと考えています。

堀江:アップルはそういうところが凄いんですよね。パーソナルモビリティはグーグルやアマゾン、シャオミという巨大企業が、莫大な予算をかけて研究開発してますけど、その正解をいち早く見つけたところが勝つんでしょうね。

古田:そう思います。だから、僕たち日本勢も、コンセプト的な部分と技術的な部分の両面から、「ものごとづくり」を考えていく必要があると思います。
(2月22日公開予定の第3回に続く)

時代に残るムーヴメントを起こすために必要なこととは!?

(プロフィール)
古田貴之(Takayuki Furuta)
1968年、東京都生まれ。97年、青山学院大学の助手時代に小型二足歩行ロボット「Mk.」シリーズを開発。2001年、科学技術振興機構のグループリーダーとしてヒト型ロボット「morph」シリーズ開発。03年、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)設立に伴い、同センター所長に就任。産学連携にこだわった企画・開発に挑み続ける。

堀江貴文(Takafumi Horie)
1972年、福岡県生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。ライブドア元代表取締役CEO。現在は、ロケットエンジン開発やさまざまな事業のプロデュースなど多岐にわたって活動する。最新刊は、AIやロボット開発の最先端現場を取材してまとめた『僕たちはもう働かなくていい』。

■関連情報
https://www.shogakukan.co.jp/pr/mo_hatarakanai/

「僕たちはもう働かなくてもいい」(著・堀江貴文/小学館新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07N74P6NT/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

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