人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.02.15

AI×ロボット緊急対談!石黒浩×堀江貴文・第2回「AIは目と耳の能力に大きな差がある」

【第2回】AI(人工知能)やロボット技術の進展が、私たちの仕事や生活の「常識」を変え続けている。ディープラーニングによって飛躍的に進化したAIは、さまざまな分野で「人間超え」を果たし、その「手足」となるロボット開発も進む。人間に多大な影響を及ばし始めたAIやロボットと、私たちはどのように向き合うべきなのか。

最先端テクノロジーに詳しい堀江貴文氏と、ロボット研究の世界的な権威である石黒浩・大阪大学教授との対談を5回にわたってお届けする。第2回のテーマは「ロボットの会話能力」について。課題は「耳」にあるという。

人間の「目」にあたるデバイスは異様に進展

堀江:最近、何となく人間とロボットの関係というか、あるべき姿のようなものが見えてきた気がするんですよね。それこそ、昨今のディープラーニングの研究とかで、いろいろなことが見えてきたと思うんです。とくに、目とか耳とかの部分。

石黒:たしかに、目と耳はできてきたんですけど、まだ意味を理解するレベルになったわけではないですから。

堀江:そうなんですけど、とりあえず目と耳から入ってきた情報を処理して答えを出すというか、意味はわかってないけど、情報を処理するという点で言えば、人間に勝っている部分もありますよね。例えば、囲碁とか将棋とか。

石黒:そうですね。ただ、あれは、しらみつぶしに組み合わせを全部チェックすれば勝てるゲームですから。人間の対話とは全然レベルが違うんです。AIが将棋で人間に勝つレベルになるのと、人間と対話できるレベルになるのとでは、それこそ次元の違う世界の話なんです。

堀江:僕もさきほどERICAと会話してみました。受け答えに少しタイムラグがあったり、ときどき質問と答えがかみ合わなかったりと、ロボットと話している感じはありましたけど、基本的なやりとりは十分できる印象でした。あれでも、まだまだですか?

石黒:そうですね。おっしゃるように、目はいいんですけど、耳はまだ遅れているんですよ。目はまずデバイスとして、人間並みの目の機能を持ったカメラが昔からあって、いちばん研究が進んでいる分野なんですね。デバイスが異様に進んでるから、それにちょっとコンピューターをつけるだけで、なんか人間っぽいことができちゃんだと思います。

堀江:耳、つまり音声認識の分野はまだまだですか?

石黒:難しい点はたくさんあります。例えばスマートスピーカーのAmazon Echoは、音声で商品の注文もできますが、フタを開けてみると、機能としてほとんど使われていないとも聞きます。要するに、音声だと、まだ正確に情報が伝わらない可能性があるので、使いにくいということですよね。

みずからERICAと会話した堀江氏が感じたこととは!?(ERICA:ERATO 石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト)

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年5月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチUSB付きIDホルダー」! 特集は「本当に売れているモノランキング」「勝負時計BEST 50」etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。