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2019.02.14

AI×ロボット緊急対談!石黒浩×堀江貴文・第1回「なぜ人間そっくりのロボット研究が必要なのか?」

【第1回】AI(人工知能)やロボット技術の進展が、私たちの仕事や生活の「常識」を変え続けている。ディープラーニングによって飛躍的に進化したAIは、さまざまな分野で「人間超え」を果たし、その「手足」となるロボットの研究も急速に進んでいる。

人間に多大な影響を及ばし始めたAIやロボットと、私たちはどのように向き合うべきなのか。最先端テクノロジーに詳しい堀江貴文氏と、ロボット研究の世界的な権威である石黒浩・大阪大学教授との対談を5回にわたってお届けする。第1回のテーマは「アンドロイド研究の意味」について。石黒教授の目指していることとは!?

研究成果を量産型ロボットへ応用していく

堀江:「AIロボット」は、最終的には人のパートナーとして多方面で活躍することが期待されていると思うんですけど、石黒先生たちの研究チームが開発なさっている「ERICA」は、どのあたりを目指しているんですか?

石黒:そうですね、ERICAのようなアンドロイドの場合、単にロボットを作りたいというよりも、「人の存在とは何か?」という私自身の疑問に答えるためにやっているところが強いですね。

堀江:人の存在への疑問が出発点なんですか?

石黒:アンドロイドの研究は、アンドロイドそのものが役に立つというよりも、人間に関する深い知識を与えてくれるんです。人間って、まだまだわからないことだらけですから。

堀江:わかる気がします。人間自身や人間の存在の意味を理解するために、人間の能力をアンドロイドに置き換える研究をしているというわけですね。

石黒:そうです。そこでわかったことを、アンドロイド以外の量産型ロボットに応用していくことが今後の大きなポイントだと言えます。だから、アンドロイドの実用化を目指しているというより、むしろ人間に対する興味みたいなものをみんなで共有していく意味合いのほうが強いですね。

堀江:僕なんか、すぐに実用化みたいなことを考えちゃう性格なんですけど、ロボット研究を通じて人間を研究するという発想は、なかなかないですね。

石黒:実用化を目指すことを最優先するのであれば、これはやらないですね。この研究で出てきたいろいろな知見をもっと簡単なロボット、例えばPepperとかAIBOみたいなものでもいいんですけど、そういうロボットに生かしていくことが重要だと思います。

石黒教授(写真左)がERICAを開発した狙いとは!?(ERICA:ERATO 石黒共生ヒューマンロボットインタラクションプロジェクト)

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