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2019.02.19

足を使わないと脳神経細胞が減るってホント?

 適度な運動習慣は心身の健康に不可欠だが、運動は脳にも良いことが最新の研究で相次いで報告されている。運動によって脳の血流が適正に保たれ加齢による認知機能の低下を食い止めるのだ。

運動習慣で認知機能が改善

 脳の血流がスムーズであることは脳の健康のバロメーターとなるが、中高年期以降は複雑な様相を見せはじめるという。

 主に加齢に伴い脳の血流量が低下すると認知機能も徐々に衰えてくるのだが、軽度認知障害(mild cognitive impairment、MCI)にまで進行すると、症状を埋め合わせようとして血流量が増えてくるという。これでいったんは認知機能の衰退を食い止められるが、この状態が続けばさらなる記憶喪失を予兆するものになるということだ。

 米・メリーランド大学公衆衛生大学院の研究チームが2019年1月に「Journal of Alzheimer's Disease」で発表した研究では、12週間の軽度の運動習慣が脳の血流量に及ぼす影響を探っている。

 実験では、軽度認知障害者のグループ、脳の血流量が低下しているグループ、そしてコントロールグループとして健康な成人のグループに1日30分の運動(中〜強程度のトレッドミル)を12週間続けてもらった。

Science Daily」より

 12週間後に各人の脳の血流量を調べたところ、軽度認知障害者の増えていた血流量が減少し、さらに認知機能テストの成績が向上したのである。具体的には、軽度認知障害者の左島皮質および左前帯状皮質における脳血流の減少が、言語運用能力の改善に強く関係していると考えられるという。

 一方、脳の血流量が低下していた者は運動習慣によって血流量が増え、こちらもまた認知テストの成績が向上した。

「我々の研究結果は運動がすでに認知機能が低下している人々の脳機能を改善できる証拠を提供します」と研究チームのカーソン・スミス准教授は語る。

 脳機能の衰えを感じたとしても、運動習慣を持つことでまだまた認知機能を改善できるとすれば将来に希望が持てる話題だろう。

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