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2019.02.11

「スマホはまだ売れている」「通信料は下げない」ソフトバンクが上場後初の決算発表

 2019年2月5日、ソフトバンクが昨年12月の上場後、初めてとなる決算発表会を行いました。2018年度第3四半期の累計連結業績は、前年同期比で売上高が1297億円増の5%アップ、営業利益が993億円増で19%アップとなっており、順調に業績を伸ばしています。

ソフトバンクの宮内 謙社長が登壇し、業績や今後の戦略について説明。

スマホはまだ「成長市場」

 利益が上がった理由として、ソフトバンク社長の宮内氏は「スマホが伸びている」こと、ブロードバンド契約が伸びたことも大きいと説明しました。ソフトバンクのスマホ累計契約数は、Y!mobile、LINEモバイルを含め2146万契約で、昨年比10%増。自宅の固定回線と携帯電話をセットで契約する「おうち割」は1000万契約に近づいているそうです。一方で、日本の個人スマホ比率は61%と、まだ伸びしろがある成長市場だとし、今後も普及を促進していく考えです。

ソフトバンクのスマホ累計契約数。「Y!mobileは約2割」(宮内氏)。画像はソフトバンクの決算資料より(以下同)。

 ソフトバンクは、QR/バーコード決済の「PayPay」やライドシェアの「DiDi」など、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが投資している将来有望なサービスなどを導入することで、スマホの利用シーンを拡大し、普及を促す考えです。なお、DiDiは大阪でサービスを開始していますが、東京でも実証実験が行われています。宮内氏は「春の終わり頃には東京でも全面展開したい」と意気込んでいました。

利用シーンを拡大することでスマホの普及を促す戦略。

大容量のSoftBank、低料金のY!mobile&LINEモバイルで戦う

 スマホをたくさん使ってもらうには、魅力的な料金プランも重要ですが、SoftBankブランドが提供している月50GBの大容量プラン「ウルトラギガモンスター+」の満足度は93%と高い数値を出しています。

 一方、ライトユーザーに人気のY!mobileは、格安スマホ市場で約3割のシェアを獲得しており、2番手を大きく引き離しています。ただ、2016年頃はSoftBankからY!mobileに移行する人が多かったのですが、2018年の移行はほぼイーブンとなっていて、使い放題感覚でデータ通信が使えるSoftBankブランドの人気が戻ってきているようです。

 3つの携帯電話ブランドに関して、SoftBankブランドは大容量データに特化した形で、残り2ブランドは中・低料金ブランドとして展開するとしています。価格戦略について記者から質問された宮内氏は、「ドコモやauが低価格プランを出してきた場合はY!mobileで、大容量プランを出してきたらSoftBankで対応し、バランスをとっていく」と説明しました。ドコモの料金「2割から4割削減」に、SoftBankブランドで対抗することはないようです。

他社の大容量プランにはSoftBankブランドで、低価格プランにはY!mobileやLINEモバイルで対抗。

「SoftBankブランドとY!mobileブランドは一体としてビジネスをしていて、1500件のショップは両方の看板を掲げている。メールしか使わないユーザーもいるが、高度なコンテンツを楽しみたいというユーザーが増えている動きがある中、ウルトラギガモンスター+はメイン商品。全部が全部、安くしなくてもいい。マーケットセグメントに合わせたサービスを提供する時代になっていると思う。競争なので、競合の動向を見ながら柔軟に対応したい」(宮内氏)

 その上で宮内氏は、2019年上半期にY!mobileにも分離プランを導入することを明言しています。

SoftBankに続き、Y!mobileにも分離プランを導入すると発表。

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