
「E5系」
これまでの最高時速275kmで運転されていた東北新幹線だが、それを国内最速の時速320kmへ向上させた次世代東北新幹線のスタンダード車両。「はやぶさ」を中心に、東京から津軽海峡を越えて新函館北斗まで運転されている。10号車にはこれまでのグリーン車を超える新幹線のファーストクラス「グランクラス」が連結され、豪華なシートのほかドリンクとともに軽食サービスも行われており、旅客サービス面でも新時代の扉を開いた車両だ。
現役バリバリのE5系だが、実は大宮の鉄道博物館にはすでにE5系が展示されている。これは引退車両ではなく、鉄道博物館の新館オープン時に新造したモックアップで走行装置など以外は実車と変わらない車両になっている。
撮影・取材・文/村上悠太
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※データは2018年12月現在です