人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2019.02.05

ダイエットの意外な落とし穴「朝の隠れたんぱく質不足」とは?

筋肉・骨・血液をつくる栄養素・たんぱく質。その重要性は論を待たないが、どのタイミングで摂取すべきか、また、不足すると具体的にどのような弊害が起こるのかなどは、あまり知られていないのではないだろうか。

そこで今回、知っているようで知らないたんぱく質のことについて、アンケート調査の結果と専門家の意見を交えながら紹介していきたい。

ほぼ全員の女性が「たんぱく質」の重要性を認識。「しっかり摂れている」との回答も過半数。

たんぱく質は筋肉だけではなく、血液、髪の毛など、カラダを構成する必要不可欠な栄養素だ。

調査の中でも、“たんぱく質はカラダにとって必要な栄養素である”と回答した女性は99%を占め、女性のほぼ全員がたんぱく質は重要であると考えていることがわかる。

また、“たんぱく質を摂りたい”と思っている女性は約60%に上り、“たんぱく質を摂れている”と感じている女性も半数以上いることが明らかに。

このように、女性の多くが、たんぱく質を意識し積極的に摂りたいと思っていることが明らかになった。

「たんぱく質は溜めておけない」という事実を知らないことが、「朝の“隠れ”たんぱく質不足」につながる一因に?

一方で、たんぱく質の摂り方に対する「知識不足」が存在していることも判明した。たんぱく質は常に分解され続けており、カラダの中に蓄えておくことができない。

そのため、1度の食事でまとめて摂るのではなく、朝・昼・晩の三食において、バランスよく摂取する必要がある。

今回の調査では、約70%、実に約3人に2人の女性が、たんぱく質は常に分解され溜めておけないことを“知らない”と回答。

さらに、たんぱく質を毎食(朝・昼・晩)摂る必要があることを知らない女性も約 60%にまで上り、たんぱく質の摂取に意欲的な女性たちの間においても、たんぱく質の正しい摂り方については、あまり知られていないことが示唆されている。

また、1日の中でたんぱく質を“いつ”摂るようにしているかという問いに対しては、多くの女性が摂りやすい“夜”と回答。

“朝”に摂ろうとしていると回答した女性は 30%程度しかおらず、夜の時間帯にたんぱく質を摂ろうとする意識が顕著に表れた。

たんぱく質に対する現代女性の意識が高まる一方で、たんぱく質の正しい摂り方に対する理解の浸透は、まだまだ不十分といえる状況にあるようだ。

こうした意識と理解の「ギャップ」や、摂取タイミングへの意識のバラつきにより、摂っているつもりでも知らず知らずのうちに、たんぱく質の摂取が朝に不足傾向になる=「朝の“隠れ”たんぱく質不足」とも言える現状の一因になっていると推察される。

朝にたんぱく質が摂れないのは、朝の忙しい「ライフスタイル」のせい

朝にたんぱく質を摂れない・摂らない理由として1位に上がったのが“時間がないから”。約60%の女性が朝の忙しさにより、たんぱく質を摂りにくい状況にあることが判明した。

また、「時間が無い朝にまず省くことは何ですか」という問いに対しても、約40%の女性が“朝食”と回答し、忙しい朝では朝食を省く女性も多く、朝は時間が無く忙しいというライフスタイルが、「朝の隠れたんぱく質不足」傾向を招いている様子も浮き彫りになった。

~赤坂ファミリークリニック院長 伊藤明子先生からのコメント~

朝にしっかりたんぱく質を摂って、「朝のたんぱく質不足」を解消

日常診療でも、朝にしっかりとたんぱく質を摂れていない女性が多いです。

たんぱく質の重要性についての知識はありながら、たんぱく質が常に代謝分解されているので毎食しっかり摂取する必要があることは知られていません。

そのため、“夜”に摂取すれば足りると思っている方が多く、”朝”はたんぱく質が不足している方がほとんどです。

1 日の中でたんぱく質が不足する時間が長いのは好ましくなく、長期的に見ると筋力低下を招くだけではなく、皮膚や髪の毛、免疫力や脳機能にも悪影響を及ぼし疾患リスクを高めることがわかっているので、たんぱく質はしっかり摂取することをお勧めしています。

たんぱく質を朝に摂ることのメリットは複数あり、①一日の食事・間食の総摂取量を抑えられる、②一日を通して空腹刺激ホルモンの分泌を抑えられる、③脳内伝達物質が十分に産生されるので苛立ち・不安をコントロールできるなど、朝のたんぱく質摂取は、1 日を効率的に過ごすスイッチにもなるのです。

忙しい毎日には、時短を意識した朝食ソリューションを

今回の調査でも、女性が朝食でたんぱく質を摂りにくい傾向にある結果でしたが、意識をして朝たんぱく質を摂ることは、毎日をイキイキと過ごすために重要です。

最近は、たんぱく質が摂れる栄養補助食品やサプリなどが増えていますが、可能な範囲で「食事」から摂ることが望ましいです。

とはいえ、朝は忙しく時間がかけられないのも事実なので、シリアルなど時短を意識した手軽に食べられるものを朝食ソリューションとして活用することも一つの手です。朝食にたんぱく質を上手に摂って、心身ともに元気な毎日を過ごしたいものです。

【伊藤明子先生 プロフィール】

小児科医、公衆衛生専門医。東京大学医学部附属病院小児科医。
東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室非常勤講師。
赤坂ファミリークリニック院長。NPO 法人 Healthy Children, Healthy Lives 代表理事。

<調査概要>
調査名:美と健康に関する意識調査
調査主体:日本ケロッグ合同会社
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~50代の女性296人
調査期間:2018年12月

出典元:日本ケロッグ合同会社

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年4月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「40kgまで量れるラゲージスケール」! 特集は「GW&出張に使える旅グッズ142」「最新極上ホテル33」 etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。