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SNSで良く見る「インフィード広告」で最もよく見られているのは?

2019.02.06

SNSのタイムライン上に表示されるインフィード広告。自分の知りたい情報や、欲しい商品・サービスの広告だったらうれしいかも知れない。

しかし、そうでもない広告がしつこく表示されると「またかよ……」と辟易することもあるだろう。

そこで今回、このインフィード広告についてユーザーがどのように感じているのか、SNSの利用者を対象にアンケート調査が行われた。

SNSのインフィード広告を認識している人は70%

インフィード広告を認識している人はどのくらいいるのだろうか?もしかすると、インフィード広告の存在に気が付いていない人もいるかもしれない。

そこで「SNSのタイムラインの投稿間に流れてくる企業からの広告を見たことがあるか?」 ※1という質問が行われたところ、「見たことがある」は70%、「見たことはない」は30%という結果だった。

SNSユーザーの中にはインフィード広告の存在自体に気が付いていない人も、3割ほど存在するようだ。

※1:アンケート画面では、インフィード広告のイメージ画像をあわせて提示して聴取

よく見られている広告の種類は「求人」、53%で最多

インフィード広告を認識している人は、具体的にどのような種類の広告を見ているのだろうか。表示される広告は人によって異なるが、ここでは主要なSNSのユーザー全体としてのスコアを見ていこう。

“よく表示される”と回答した人が多かった順に、「求人」(53%)、「検索した商品やサービス」(42%)、「ゲームアプリ」(41%)、「アパレル・ファッション」(30%)、「マンガアプリ」(29%)と続いた。1位の「求人」は、インフィード広告を認識する人のうち、目にしている人が半数超という状況だ。

「出会い系・マッチングアプリ」広告は、96%が“あまり見たくない”。他広告に比べダントツ

では、“あまり見たくない”という、ネガティブな印象が持たれているインフィード広告は、どのような種類のものなのだろうか。

先ほどの“よく表示される”インフィード広告の種類の認識者ベースで算出が行われたところ ※2、「出会い系・マッチングアプリ」のインフィード広告が表示される人のうち、96%とほとんどの人が、“あまり見たくない”と感じていることが明らかに。

“よく表示される”では9位(23%)と多いわけではないが、表示される人にとってはネガティブな印象を与える割合が高い様子。また2位以降には、「動画SNSアプリ」(69%)、「銀行・カードローン」(69%)、「株・FX・仮想通貨」(59%)、「ゲームアプリ」(59%)が続いた。

※2:「あまり見たくないインフィード広告」÷「よく表示されるインフィード広告」のスコア

「YouTube」広告は、“表示回数”と“不快感”では1位

SNSごとのインフィード広告について、表示の多さや不快感などの印象について見ていこう。

インフィード広告(インストリーム広告)の表示回数が多い※3 と感じられているSNSは、上位から「YouTube」(79%)、「Twitter」(65%)、「Instagram」(61%)、「Facebook」(55%)だった。

また、インフィード広告が不快だと感じることがある※4 SNSは、「YouTube」(77%)、「Twitter」(64%)、「Instagram」(55%)、「Facebook」(52%)という結果に。両者とも順位は同じで、いずれも上位5位まで半数を超えていた。

共に1位だった「YouTube」の結果を見ていくと、表示回数が“多すぎる”と感じる人が43%、不快だと感じることが “とても多い”人は36%と、それぞれ4割前後存在し、2位以降と10ポイント以上の差がついた。

YouTubeのインストリーム広告は、他SNSのインフィード広告と違って“動画”であるため、広告の閲覧に時間的な拘束が発生することも背景としてあるかもしれない。

※3:「多すぎる」「やや多いと感じる」の合計
※4:「とても多い」「時々ある」の合計

40%が「インフィード広告が役に立った」と回答。その理由とは?

最後に、インフィード広告の人表示認識者を対象に、「インフィード広告が役に立ったことがあるか」という質問が行われたところ、40%が「ある」と回答した。

実際に役に立った際のエピソードが自由回答形式で集められたので、一部抜粋して紹介していく。

自由回答結果
・知らなかった自分好みのファッションブランドを知れた。(女性18歳)
・このゲームはなんていうのかが気になっていたときに、偶然広告を見てダウンロードした事があります。頻度が多いと不快であるが、たまに出てくるくらいが丁度いいと思います。(男性19歳)
・いつも利用している大手ショッピングサイトのキャンペーン広告でポイントがいつもより多くもらえることを知り、実際に購入して得をした。(男性22歳)
・初めての妊娠なので、妊婦のみの特典を広告で知れるので楽しい。(女性27歳)
・料理動画の広告を見て、そのレシピアプリをインストールしたことがある。今現在、ほぼ毎日そのアプリを使って料理をしている。(女性27歳)
・家具を探していた時に、知らなかった家具通販のウェブサイトが広告で表示され、好みの家具を見つけることができた。(女性28歳)
・Instagramの広告量は割と多いけど、本当に気になる商品等の広告があるので役に立つことがある。(男性32歳)
・ヘアケア関連の広告で興味を持ち、髪が傷んでいる事に悩んでいたので購入して商品も気に入りとても満足しました。(女性36歳)
・株投資の広告で、今まで気がつかなかったことに気づけた。(男性46歳)
・求人広告のサイトで、潜在的な希望職種に出会えて、応募出来た時。(男性46歳)
・化粧品の無料サンプルの紹介を見て、応募して貰った。(女性52歳)
・バイクや自動車のニューモデル情報から、実際に店舗へ見に行った。(男性54歳)
・母の日などにプレゼントを贈るのを忘れていた時、思い出させてもらった。(女性56歳)

SNSのインフィード広告(インストリーム広告)は、SNSによっては多すぎる、不快だといった印象が持たれる割合が高い状況にあるが、一方で実際に「役に立った」という人も35%存在していることが明らかになった今回のアンケート調査。

これまで知らなかったブランドや商品を知れた、お得情報や特典などを知ることができた、求人で希望職種やアルバイト先に出会えた、など、インフィード広告が商品やサービスの認知や購買行動のきっかけになっている状況も垣間見える結果となった。

<調査概要>
調査主体:マクロミル・翔泳社(共同調査)
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国15~59歳でスマホを所有し、インフィード広告表示がある主要なSNSの利用者 ※LINEはタイムラインの利用者に限定(マクロミルモニタ会員)
割付方法:上記対象の出現率に合わせ、性別×年代で割付/1,000サンプル調査期間:2018年11月9日(金)~2018年11月10日(土)

※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記している。
※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合がある。
※ YouTubeについては、正確にはTrueView インストリーム広告などになるが、ここではコンテンツに入りこむ広告として取り上げている。

出典元:株式会社マクロミル
市場調査メディア『HoNote』

構成/こじへい

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