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2019.02.08

現代版の災難を癒したい!住職自身の経験から始めた新潟・国上寺の「炎上供養」

炎上供養

炎上供養

 炎上は今の時代、誰にとっても他人事ではない。有名無名問わず、炎上して不特定多数から批判にさらされた人の“救済”を始めたお寺がある。新潟県の国上寺(こくじょうじ)だ。失礼ながら少々チープな作りのサイトを見るにふざけた企画かと思いきや、国上寺は709年に創建された歴史あるお寺。由緒あるお寺が行なう供養なのだ。

 供養を希望する人は、炎上した際の画像やテキストをメールまたはサイトのフォームから送る。サイト自体は昨年10月2日に立ち上げられ、7日の火渡り大祭にて住職が供養を行なった。わずか5日間で届いた供養依頼は467件にのぼったという。なぜこのような供養を始めたのか。

「炎上は、現代版の災難です。仏教の大義が“救済”ですので、炎上された方の傷ついた心を慰め、平穏を取り戻す方法を考え、当寺で供養を行なうことにしました。また、実は過去に私が炎上したことがあるというのも理由のひとつです」(国上寺・住職)

 ちなみに今でも日々、供養依頼は受け付け中。毎朝の勤行時にお参りするほか、今年10月6日に予定されている火渡り大祭でも再び儀式を行なう予定だ。まさに炎上の駆け込み寺といったところか。

〈DIMEの読み〉

 住職が自身の経験から始めたというのがたくましい。炎上というマイナスの過去を逆手に取ったこの手の企画は、炎上経験のある企業なども今後取り入れていくかもしれない。

炎上供養インターネット黎明期を彷彿とさせる作りのサイト。開くとお経が流れる。その強烈なインパクトに炎上での傷心など吹っ飛びそうだ。

炎上供養

炎上供養昨年10月に行なわれた供養の儀式では、お寺に届いた炎上画像やテキストを撫木(なでぎ)に巻き付けたり書き込んで、お焚き上げをした。個人だけでなく、企業からの依頼もある。

取材・文/朝井麻由美

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