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症状、感染経路、対処法、意外と知らないノロウィルスのこと

2019.02.11

医師がすすめるカラダにイイこと! 教えてDr倉田

 「インフルエンザ」が猛威を振るっているこの季節、もう1つ注意しなければならない感染症があります。その名は、『ノロウィルス』!

 1968年アメリカの「オハイオ州ノーウォーク」で集団発生したことから、正式名称(種名)「ノーウォークウィルス(Norwalk Virus)」、一般的には「ノロウィルス(Noro Virus)」と呼ばれています。

日本で「ノロウィルス」に罹る人はどれ位??

 2017年にノロウィルスに感染した人は「8,496人」でした(厚生労働省健康局 発表)。

 集計が始まった2007年からの10年間でも、だいたい毎年10,000~18,000人程度が感染しています。何となくイメージよりも感染者が少ないと感じませんか?

 実際の「ノロウィルス」についてご説明しましょう。

「ノロウィルス」の4大特徴を知る!

(1)感染力が超強力!

「ノロウィルス」は、わずかなウィルス量で多くの人が感染します。学校や宿泊施設、高齢者施設など人が集まる場所で集団感染を起こすこともあります。

(2)便やおう吐物にたくさんいる!

「感染して症状がある人の便1gに1億個以上、おう吐物1gには100万個以上」もの大量のウィルスが存在していることがあります。

(3)感染しても症状が出ないことがある!

知らないうちにウィルスを排出し、よそに感染を引き起こすことがあります。気付いていないのに感染者になっていたり、医療機関を受診していない可能性もあります。厚生労働省が発表している感染者数よりも実際は多いとも考えられます。

(4)ウィルスの排泄が長い!

症状が消えた後も、通常1週間から10日、長いと1か月近くウィルスを排泄していることがあります。

ノロウィルスはどう攻めて来る?

 ノロウィルスは、4つの経路で私たちに攻めて来ます。

(1)経口感染: ウィルスに汚染された食べ物や飲み物を口にしたり、調理者の手指が汚染されている食材を介することもあります。

(2)接触感染: 汚染された手指、衣服などを触って感染します。

(3)飛沫(ひまつ)感染: ノロウィルスに感染した患者さんの「便やおう吐物」が床などに飛び散り、その飛沫を吸い込むことで感染します。

(4)空気感染: ウィルスを含んだ「便やおう吐物」が乾燥すると、空気中に舞い上がり、そばを通った人が吸い込んで感染します。

実際、医療機関や介護施設、宿泊施設など、感染した人の排泄物を処理する従業員の方たちが感染し、時々報道されています。

”ノロウィルス”に罹ると・・??

潜伏期間は、約24~48時間で、全然ノロくありません。

主な症状は、「急激なおう吐や下痢」「吐き気、腹痛」で、「発熱」は軽めです。

健康な人では症状は1~3日で治まり、自然に回復します。

ところが、大したことない病気と思ったら大間違い。

もし小さなお子さんや高齢者が感染すると、命に関わることもあります。

特効薬無し!?

「ノロウィルス」に対する特効薬はありません。おう吐や下痢でカラダから体内からたくさん水分が出ると、脱水症が起こります。『水分補給』が最も重要です。

「下痢止め」はウィルスの排泄を遅らせるので、安易に使うのは注意!

症状がひどい場合は、医療機関を受診しましょう。

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